神戸から次世代のために!みんなで作る楽校プロジェクト

神戸から次世代のために!みんなで作る楽校プロジェクト
神戸市西区の里山に開校.人が生きていく為に「必要なもの」がここにはあります。山水の恵みと人の温もり、そしてありのままの自分を表現できる場所、本当の生きる力をはぐくむ、それがさとのわ楽校!子どもを真ん中にまぁるい社会を作りたい。次世代の為に愛の循環を 共育ツールは古くて新しいエコロジー&テクノロジー

はじめに・ご挨拶

はじめまして!さとのわの佐藤麻由美です。

10年前の東日本大震災の原発事故後、子ども達を守るために西へ西へと避難し神戸にたどりつきました。

身寄りのない神戸で0歳と4歳の子育て、その二年後の3月11日には3人目を神戸で出産しました。3人の子育てを避難先の神戸でするものの…

母子での生活…知らない土地…全ての戸惑いに、誰にも頼れない孤独に日々泣いていました。

夫は震災によって立ち上げたばかりの事業閉鎖を余儀なくされ、甲状腺の病と目の損傷と慢性疲労で働けない状態での家族合流で再スタート。

3人の育児の真っ最中、子どもたちが食べていける様にと畑を借りて自給自足生活の開始。疲弊した私たち家族に、神戸の方々が温かい手を差し伸べてくれました。

神戸の農家さんやコープこうべさんや避難サポートひょうごが支援をしてくれたことがきっかけで避難仲間達と青空のもと畑の上で「イマココで繋がる仲間とイマココを楽しもう!」と団結したのが2015年設立の【さとのわ】です。

もう自分たちの経験は誰にもして欲しくない、誰も孤立させない、第二のふるさとのわを作ろうと農園交流会や避難者交流会を定期的にしてきました。

避難者交流会の中で、長男の不登校を打ち明けたのをきっかけに避難者の子どもに不登校が多いことを知りました。そして、2017年、SNSで「不登校は悪か?」と投げかけたところ、近隣区域だけで1週間に30人以上もの仲間ができ、避難者に限らず不登校の子供たちが急増し社会問題になっていることを知りました。

小学校低学年の子ども達が不登校になると行き場がなく親も仕事ができないため日中の預け先を作ろうと近隣で預かり合う寺子屋活動をSNS上で仲間と立ち上げ情報交換が始まりました。SNSだけでなく親子が定期的に会える様にと自然豊かな里山の空き家古民家を活用して、不登校の居場所を開設しました。

2年間、不登校の居場所をするうちにもっと子ども達に学びを!との想いから、2020年4月よりNPO法人と一緒に「オルタナティブスクールさとのわ~学びの研究会~」を開校。現在、多様な学びを提供してくれる多くの方が子ども達に関わってくれています。

こどもを真ん中にした学び場。好き!やりたい!を応援したい。人と人との結びつきを大切にしながら、ありのままの自分を表現することができる場所、学びを楽しめる場所として本当の生きる力をはぐくむ、それがさとのわ楽校です!子どもも大人も学べます。

このオルタナティブスクール「さとのわ楽校」を皆さまに支えていただきたくクラウドファンディングを開始いたしました!

不登校だから、公教育に行けないからということではなく、学びの環境は他にもあることを子ども達に知って欲しいです。自分に合う環境で、得意なことを伸ばす方法もあり、公教育以外にも自分が進みたい道を自分で選べる、選択できる場所が日本中のあちこちにあったら、不登校という選択肢が無くなり、個性にあった多様な学びを選べる社会になるのではないでしょうか?

次世代のために、子ども達のために皆様の応援をどうぞよろしくお願いします。
●私たちの地域のご紹介

三宮からバスで30分、コバタ駅から徒歩5分と神戸の中心地からアクセスの良いこの場所も高齢化と過疎化が急激に進んでいます。

神戸市西区押部谷に位置するシブレ山のふもと、畑や田んぼに囲まれたのどかな農村地帯の里山にさとのわ楽校はあります。

ここは、山水の恵みがあり、人が生きていく為に必要なものが揃っています。

おいしい空気、水、自然な