はじめに・ご挨拶
皆様こんにちは。民芸肉料理はや総本店です。
この度は当店のプロジェクトページをご観覧頂きまして誠にありがとうございます。
当店のプロジェクトページをご覧になられた方の中で「はや」というお店を有難い事にご存じの方や全く耳にしたことのない方などいらっしゃると思います。
私達は、大阪に7店舗、奈良登美ヶ丘に1店舗、神戸三宮に1店舗の合計9店舗を展開させて頂いております焼肉店です。
はや総本店 のこと
この景色を見るのも、あと3ヶ月です。
『民芸肉料理 はや』は、創業50周年を昨年迎えさせて頂きました。
私達、はや総本店がオープンしたのは1975年(昭和50年)5月25日です。
創業してから約50年間で色々な苦難を乗り越えて、現在は、黒毛和牛を中心に営業をさせて頂いている店舗と、食べ放題を中心に営業をさせて頂いている店舗で、このコロナ禍の中で生きています。
現在、全世界を窮地まで追いつめている新型コロナウイルスの感染拡大により、私達は大打撃を受け、2年前の売上に比べて、今まで想像もつかないぐらい、たくさんの売上を落としました。
いつコロナが終息するかも分からず、大きな不安と葛藤の中、現はや総本店が2021年6月中旬に閉店いたします。その後移転し、9月初旬にリニューアルオープンを計画させて頂いております。
このプロジェクトで実現したいこと
50年弱、私達と一緒に歩んできました。
今回、こちらのプロジェクトに参加させて頂きましたのは、私達『はや総本店』のリニューアルオープン計画の新築工事に伴い、このSL機関車を現在の場所から中央環状線沿いの場所まで移動をするお手伝いをして下さる方を探したいと思い、載せることを決意を致しました。
何故そこまでSL機関車にこだわるのか?
当店のSL機関車は、明治5年新橋~横浜間25㎞で開業した国鉄(現JR)は、大量高速の独占的な交通機関として国の展開、国民の生活の向上に偉大な功績を残しながら、明治、大正、昭和の3世代にわたり、100年の歴史を走り続けました。しかし、時代の流れには勝てず、新幹線に象徴される近代的鉄道への脱皮をせまられる現在、たくましく、力強く哀愁にみちて生きてきた蒸気機関車も終了せざるを得ない状況になったのです。そして昭和50年1月30日を最後に、北海道の北方領土の近く中標津(なかしべつ)と厚床(あっとこ)にてこのSL機関車は、仕事を終えました。
当時機関車は飲食店に展示の許可がおりる事はありえませんでしたが、先代オーナーが何度も国鉄(現JR)に通いつめ、展示の依頼をし続けた結果、奇跡的に私達はや総本店に展示する事が実現しました。
その思いがお客様たちに伝わったのか、SL機関車を見るために創業から何万人以上のお客様がはや総本店に足を運んでくださいました。
結果 私達はや総本店はたくさんのお客様から『機関車のある焼肉屋』として認知して頂きました。
現在では、その当時小学生でSL機関車を見に来て下さっていたお客様が、お孫さんたちを連れて食事に来て下さっています。
このSL機関車は私達とお客様を繋ぐ大切な従業員と言っても過言ではないのです。
そこまでこだわる理由や価値を皆様に全てお伝えすることは出来ないですが、現在も私達とお客様の絆がある限り、私達がSL機関車を手放すことは決して出来ないのです。
そこで、皆様にお願いがございます。
中には、このようなダラダラと長い文章を途中で見飽きてしまい、私達の思いが全ての方に届く事は無いと思いますが、ここまで読んでく