はじめに・ご挨拶
CafeEden(カフェエデン)は、2021年3月に京丹波町大迫(旧和知町)にオープンしました。大迫は和知文楽発祥の地であり、ぼけ封じの天足さんがある、歴史と文化が残る美しい集落です。カフェエデンはこの大迫にある、築130年の古民家を再生し、京丹波町大迫の豊かな自然を感じていただける、くつろぎのカフェです。店主のクスダノリコが自分にとっての理想郷(エデン)を表現しようと考え、お店を作りました。クスダノリコが大の動物好きであり、カフェエデンには動物がたくさんいます。「小型あひるのコールダック」「後藤もみじという種類のニワトリ」「黒猫ジジ」「アカハライモリ」「メダカ」「フトアゴヒゲトカゲ」「リクガメ」など、たくさんの動物達がお出迎えいたします。今後、トカラヤギが仲間入り予定です。
しばし日常を忘れ、美しい自然の中で、くつろぎと癒やしの時間をお過ごしいただければ幸いです。
お店が作られた背景
CafeEdenの店名の由来をよく聞かれます。エデンとは旧約聖書創世記の中で神が人類の始祖アダムとイブを住まわせた、楽園のことです。またエデンには「喜び、楽しみ」という意味もあります。
カフェエデンのお店のマーク、禁断の知恵の実(りんご)は、まだかじられていません。
完璧で、美しく、閉じられた世界。誰でも心の中に持っている、癒やしの場所。カフェエデンは店主であるクスダノリコが、理想郷(エデン)を表現しようと考え作りました。
私は去年8月まで看護師として働いていましたが、「自然の中で、動物と暮らしたい」という、子供の頃から変わらない、強い衝動に突き動かされて、亀岡市から京丹波町へ移住しました。
憧れや好きだけではどうにもならないほど、京丹波町の冬は厳しく、年末年始は大雪や水道管の破裂など次々にトラブルが起こり、途方にくれましたが、近所の人が重機で雪かきを手伝ってくれたり、野菜を分けてもらったりと、人との繋がりや、「自然の中で動物と暮らしたい」という強い気持ちが支えとなり、カフェをオープンするまでにこぎつけることができました。
しかしながら、古民家再生には予想以上にお金がかかります。また一緒に暮らす動物達にも、居心地の良い環境を用意し、のびのびと過ごしてほしいのです。貨幣経済にに頼らない自給自足生活にも憧れますが、実際わりとお金が必要です!皆様の厚いご支援を賜りたく存じます!
築130年の古民家を再生中
・古民家は約800坪の敷地があり、山の水を集めてくる方式の横に掘られた井戸「横井戸」や蔵もあります。立派な梁が入っており、体躯はまだまだしっかりした古民家でしたが、湿気やシロアリによる傷みが激しく、大がかりな修繕工事が必要でした。
古民家を再生できる知識と技術、古民家への愛情を持った、腕の良い大工さん「大髙建築の高橋憲人さん」に、縁あってご協力していただくことができ、お店をオープンできるまで再生しました。高橋さんは他の仕事があって、初めはお断りされたのですが、「そこを何とか!お願いします!」って、食い下がったのは、私の人生で一番押しが強い瞬間だったと思います。あの時の自分を褒めたいです。
丹波篠山の凄腕左官職人「吉住左官」さんにも高橋さんのご紹介で来ていただくことができ、天然素材でできた気持ちの良い空間になりました。
<店主クスダノリコと、Edenの活動>
1)ニワトリやコールダックは、卵の孵化から。子供の頃から大の動物好き。
子供の頃の、お年玉やお小遣いは動物を飼う費用にしていました。
テレビのムツゴロウ王国