100年後にのこる神社として地域コミュニティの場作りへチャレンジします!

100年後にのこる神社として地域コミュニティの場作りへチャレンジします!
古来、神社は信仰の対象だけでなく、地域の人が集う地域コミュニティの場としての役割がありました。しかし今では、信仰のためだけの施設として形骸化してしまっております。当社は新社殿の竣工とともに、あらためて地域コミュニティの場としての神社へ回帰すべく、様々なアイディアでのチャンレジします!

【はじめに・ご挨拶】

熊野皇大神社は、群馬県と長野県の県境に鎮座し、長野県側の軽井沢町にあり、古来より軽井沢の総氏神様として信仰が厚く、災厄消除農作増産の守護神として公卿、武人農家の尊崇厚く、江戸時代より交通の要所として、参勤交替の諸大名をはじめ多くの方に参拝されて参りました。前回のクラウドファンディングでは、この歴史的由緒のある当神社の老朽化した設備のハードウエアの改修が目的であり、それは皆様のご支援のもと無事着手することが叶いました。本当にありがとうございました。
社殿、社務所、手水舎の改修工事については、コロナ感染拡大による様々な影響によって、当初より工期は、遅れましたが、なんとか今年の5月下旬までには、新社殿および旧社務所の改装工事が完了する予定です。新築している社殿もここまでできてきました(2021,3)

手水舎も完成に近づいてます(2021.3)
社務所は屋根はそのままに傷んでいる壁や床部分を修繕しています(2021.3)【再びクラウドファンディングを行う意味と、このプロジェクトで実現したいこと】

ハードウエアである社殿や社務所の修繕と改修の次にやるべきことは、この箱と場所をどう活かすか考えること。古来、神社は信仰、参拝の場だけでなく、地域の人が集う地域コミュニティの場としての役割がありました。しかし今では参拝のためだけの施設として形骸化しており、地域コミュニティの交流の場としての機能は、ほぼ失われてしまっていると感じています。

当神社として、今回の新社殿の竣工とともに、あらためて地域コミュニティの場としての神社のアイデンティを明確にすることについて思案・模索し、その結論として以下の3つのチャンレンジを行うことにしました!そして、今回もクラウドファンディングを行い、この3つのチャレンジに共感された、みなさまのご支援、ご協力をいただきたく、よろしくお願いいたします!
チャレンジその1>伝統文化を継承し持続し、楽しめる場となるための環境をつくる!

軽井沢御神楽保存会による太々神楽や巫女神楽の練習・発表の場として、地域の人たちが冠婚葬祭だけでなく、気軽に利用できる場所として、天候や気候に左右されない冷暖房設備や、withコロナの新しい日常のために必要とされる換気設備をもたせます

社殿内部完成予想図(2021.3)

地元の子供達による巫女神楽の練習

軽井沢御神楽保存会

また、地域活動としての映像の上映会ができる大型のビデオプロジェクターや、Free Wi-Fiなど、地域コミュニティの交流の場として機能するのに十分な設備をもたせたいと考えています。
チャレンジその2>過去の歴史資産だけでなく、新たな歴史資産を作る!

御神木のしなの木など、今までは過去の歴史資産が当神社のアイデンティでした。これは今後も引き続き大切に保存維持していきますが、それだけではなく、令和を迎えたこの時代の新しい歴史資産を生み出したいと考えました。

今回、地元軽井沢にギャラリーとアトリエをもって、活動される米国出身の芸術家であるデイビット・スタンリー・ヒューイット氏のご厚意により、氏の描かれた天井絵をご寄贈いただくことになりました。この絵は、令和から始まる当神社の新しい歴史資産となります。約8mx3mという大きなこの絵を状態良く後世に残していくための保全設備にかかる費用の一部を、このクラウドファンディングを通してご支援いただければと思っております。

以下は、ヒューイット氏から寄せられた天井絵にこめる思いの言葉です。

この度、熊野皇大神社に新設され