はじめに・ご挨拶
はじめまして。都内で映画監督・YouTube映像クリエイターとして活動する天野友二朗と申します。
昨年から続くコロナ禍で、映画業界のみならず、格闘技観戦、お笑い芸人のライブなど様々なエンタメ業界が苦境に立たされました。しかし、活躍の場を模索する才能は、各業界にあふれています。
そこで今回、YouTubeというプラットフォームを活用し、従来の映画製作にはない柔軟な発想で、インフルエンサーとプロの俳優がコラボレーションする事で、業界の垣根を越えて協力し、映画というメディアを、より視聴者にとって身近な形で届ける事が、クリエイターとしての使命だと感じました。
そこで私から皆さんにお声掛けし、スタートしたのが映画『復讐代行人』の企画です。
映画『復讐代行人』あらすじ
町工場で働く中年男、山田はどこにでもいる冴えないくたびれた男だった。
コロナによる緊急事態宣言の影響で、仕事を突然クビになった彼は、浮浪者のように酒を飲んで自堕落な生活を送っていた。妻の咲とはつつましく暮らしていたが、生きる希望を失っていた。
そんな中、井上という謎の男が、山田に接近し、とある仕事の話を持ち掛ける。
それは、人を殺して報酬をもらうという復讐代行の仕事だった。
井上に特訓される中、徐々に生気を取り戻していく山田。彼は、妻に隠れて殺し屋の仕事にハマっていく。しかし、そんな山田の前に、大阪出身の暴力団組織、花形組が立ちはだかる。
組長の怒りを買ってしまった山田は、凄腕の殺し屋、田口吾郎(年齢不詳)を派遣され、命を狙われる。
果たして山田の運命とは!?
矢地祐介選手 出演シーン (正体不明の殺し屋役)
本作に至った経緯ーコロナ禍で本当に必要な事とは何かー
昨年から続くコロナ禍で、映画業界のみならず、格闘技観戦、お笑い芸人のライブなど、様々なエンタメ業界が苦境に立たされました。そこで様々な「現実=リアル」の人々の苦悩を目の当たりにし、映画という「フィクション」の在り方に私は疑問を感じました。
現実=リアルの力に勝るものはないのではないか?
例えるなら、100回恋愛映画を見るよりも、実際に恋した方が尊いのと同じです。
YouTubeチャンネル『モクシロク』誕生
そこで私は、YouTubeという誰もが手軽に視聴できるプラットフォームで、今の社会の「リアル」を切り取ったコンテンツを、見やすい形でお届けする社会派YouTubeチャンネルを立ち上げたい!
と夢見るようになりました。
そんな中、元YouTuberの間宮光駿と出会い、「彼だ!」と直感した私は、一緒にYouTubeチャンネルを運営する事になりました。そうして誕生したのが、『モクシロク』というチャンネルです。
▶天野友二朗と間宮光駿が運営する社会派YouTube『モクシロク』はこちら
『モクシロク』チャンネルとは
元受刑者の方に取材して壮絶な半生を振り返る動画や、世界が認めた刺青の彫師に取材した動画、R1グランプリ王者の中山功太さんにTVでは語らない苦悩と真実を取材した動画などを提供。
学校や会社では教えてくれない、「明日を生きるためのヒント」を提供する社会派ドキュメントチャンネルです。
映画『復讐代行人』製作へ
しばらくの間映画と距離を置いていた私ですが、YouTube活動を通して出来た様々な人脈を活かし、今一度、コロナで打撃を受けた映画に活気を取り戻す企画ならやる意味があると思い、今回映画『復讐代行人』を監督する事になりました。
完成した映画は、チャンネルの影響力を活用し『モクシロク』で公開します