本物のニキシー管をお届けする 国産ニキシー管復活プロジェクト!

本物のニキシー管をお届けする 国産ニキシー管復活プロジェクト!
ニキシー管の製造方法をゼロから研究し、将来にわたって日本製のニキシー管を世界中に供給し続けること、その製法を後世に残すことを目標に活動しています。令和の時代に作られた本物のニキシー管の輝きをご覧ください!

が流れないように絶縁してあります。

真空引きとネオンガスの封入
 真空装置にニキシー管をセットして真空引きと、ネオンガスの封入を行います。

端子の取り付けと動作テスト
 電子回路用の接続端子を取り付けて動作テストを行います。
■課題と展望

ニキシー管を作る上での課題は次のようなものがあります。

高度な真空管製造技術を要求される
 ほとんどの技術的な課題はクリアしましたが、さらに良い条件を見つけるため数多くの試作品を作る予定です。

長期的な寿命などの信頼性の確保
 主に工作精度とガスの成分によります。多くの試作品を作り、検証する数を増やすことで寿命と信頼性を高めることができます。

開発機材が非常に高価
 ニキシー管を作る最低限の機材を全て新品で集めると、1000万円を超える費用がかかります。この8年間でほとんどの機材は揃えることができましたが、さらに良い品質を目指すために一部機材の新調を予定しています。

特別な文字のニキシー管をつくりたい!
 かつての日本製ニキシー管の中には、曜日を漢字で表示できるものがありました。さらに発展させて、より複雑な用途に使用できるニキシー管を検討しています。安定して製造できるようになる頃には文字をオーダーメイドしたニキシー管も作ることが可能となるでしょう!

 漢数字管:O/一/二/三/四/五/六/七/八/九/十/百/千
 大字を含めた漢数字管:零/壱/弐/参/四/五/六/七/八/九/十
 暦と時刻の記号管:時/分/秒/年/月/日/火/水/木/金/土
 暦と温湿度の記号管:度(℃)/厘(%)/年/月/日/火/水/木/金/土

ゆくゆくは大量生産へ
 現在は全ての工程を手作業で、職人技でもって製造しています。大量生産のためにはそれぞれの工程をできる限り迅速に、高い精度で行える必要があります。製造技術が確立できれば、次は大量生産に着手することになります。
■リターンについて

※現在開発中につきリターンをお届けする頃にはデザインが変更されますのでご承知おきください。

ニキシー管電極のエッチングパーツを額縁に入れてお届け
非常に緻密で繊細なニキシー管のエッチングパーツを額縁(フォトフレーム)に入れて鑑賞できるようにしました。お届けするものは実際の製造で使用する本物のエッチングパーツです。材質は0.1mmから0.2mmの薄いステンレス板で、手に持っただけで紙のように垂れ下がり簡単に曲がってしまいます。額縁に入れることで曲がらず、いつでも美しい姿を眺めることができます。レーザー刻印なしの方は、ニキシー管の背面にあたる箇所が無地のままになります。(ロゴや型番なども刻印されません)

ニキシー管電極のエッチングパーツにレーザーで型番と支援者のお名前を刻印して額縁に入れてお届け
ファイバーレーザーマーカーでニキシー管の背面にあたる箇所に、ロゴと型番と支援者のお名前を刻印します。刻印するお名前を備考欄にご記入ください。10文字までになります。お名前の刻印が不要な場合は備考欄に「不要」とご記入ください。その場合はロゴと型番のみ刻印いたします。

刻印のイメージです。熱処理前のエッチングパーツに刻印するので見た目は実際と異なります。

試作したニキシー管1本と点灯用の装置をお届け
実際に試作したニキシー管1本と、それを点灯させるための装置をお届けします。点灯装置のスペックや形状については検討中となりますが、USB接続で動かせるようにしてファームウェアなども公開する予定です。具体的な機能などは決まり次第公開させていただきます