チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト2021 岩手の文化と未来の馬ッコ守りたい!

チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト2021 岩手の文化と未来の馬ッコ守りたい!
岩手県には「チャグチャグ馬コ」という馬を敬愛するお祭りがあります。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により祭りが中止になりました。馬を飼い続けて頂きたい!伝統ある馬事文化のお祭りを続けて欲しい!今年も農耕馬のエサ代支援と伝統装束など馬事文化支援を行います。祭りを未来へ繋ぐ応援をよろしくお願い致します!

活の中で必ず必要な必需品でした、農家の馬小屋に馬が何頭飼っているかを見ると、この家の財力がわかる、お嫁さんの親御さんは相手の家の馬小屋を見に行ってお嫁に行かせるか考えたそうです。
1頭だいたい数00万円するからこの家は何頭持っているからお嫁に行っても財産があって安心だと、そのことを「馬っこ預金」と話してました。

滝沢のおおさわ村の地域は、チャグチャグ馬コを中心に地域の年配の方々がバリバリ元気で活躍しています、チャグチャグ馬コの脈々と引き継がれる祭りの伝統を守る、先祖代々の家の誇りを守る、チャグチャグ馬コを中心に一族としてファミリーを形成しています。まずは、年寄りを尊敬し大事にする、子どもたちを地域で育てる、子どもたちにきちんと季節の伝統行事を伝えていく、そうすると鮭が生まれた川に戻ってくるように子供たちが地域を愛していく、変わるのではなく、むしろむかしからの伝統を守る、東京などの生活にはない現代社会に欠けている人と人の結束力がここにはある、そんなことがいとおしく感じました。

昨年、そのことを語ってくれた藤倉喜久治さんですが天命をまっとうされました。

僕らは、この文化を残したい、そんなことからスタートいたしました。

~ 左から藤倉恭一さん、代表の斎藤、藤倉家当主の故藤倉喜久治さん ~

チャグチャグ馬コのお祭りは、馬の豪華な衣装に目を奪われがちですが、馬を家族のように大事にし、馬を愛する気持ちがこのお祭りの本質です。
大事な農耕馬をケガや病気から守りたい、今みたいに獣医師さんや薬がある時代ではありませんから年に一度の神様にお祈りをすることでしか馬を守ることができなかった、そんな切実な気持ちから、鬼越蒼前神社にお参りに行ったわけです。この蒼前様とは昔に東北地方にいた馬の治療にすぐれた人の名前で、農神として祭られ、馬の守り神であるといわれてます、これが蒼前信仰です。
馬を慈しみ馬を愛でる気持ちは、古くからの南部曲り屋に表れていますが、馬を奉納すると言う世界でも稀な馬のためのお祭りがチャグチャグ馬コです。これが岩手の馬事文化なのです。

僕ら「東京チャグチャグ馬コ」は
2016年1月よりチャグチャグ馬コを支援する活動をしております。
毎年、首都圏の観光客にチャグチャグ馬コを見に来てもらうワークショップを開催し、2019年までに計4回、約40名を滝沢市と盛岡市に来ていただきました。また毎年滝沢市おおさわ村にチャグチャグ馬コのお祭りの半纏を1着づつ寄贈する活動も致しました。プロジェクトのキッカケは、ワークショップに参加された皆様からのアンケートより「馬と触れあう機会が欲しい」、またチャグチャグ馬コを飼育されている方からは「飼育費用が負担である」との声より、「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト」がスタートしました。

~ 地元の方々にチャグチャグ馬コの半纏を寄贈している写真です ~

2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、お祭り自体が中止になりました。ワークショップも開催できませんでした。馬を飼われている方、お祭りを支えている方々へ、 馬を飼い続けてほしい、祭りを継続してほしい、多くの方々よりチャグチャグ馬コへの応援メッセージをいただき「来年も馬を飼い続けてください」とメッセージの願いを込めて「チャグチャグ馬コ応援メッセージ」展を開催いたしました。

~ 多くのメッセージが寄せられパネルを制作、岩手県滝沢市・盛岡市の3か所で展示 ~

チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクトでは、集めさせていただいた支援金を、クラウドファンディング手数料、事