てられ、岩手競馬より「馬事文化賞」を受賞された大坪昇さん。今回のクラウドファンディングでは、記念すべき新たな子馬を、未来のチャグチャグ馬コへ向け新たに支援させていただけることと成りました!
大坪昇さんのところで新たに生まれてくる子馬の1頭を支援させていただきます!
昨年は、新型コロナ・ウイルスの影響でチャグチャグ馬コ祭りが行われませんでした。お祭りがない年でしたが、馬は365日生きており、農家さんたちも365日お世話をしています。
祭りがなかった昨年の様子や、チャグチャグ馬コへの想いを大坪さんからお話を伺いました。
~岩手競馬より150頭の馬を育てられた功績より「馬事文化賞」が贈られた大坪昇さん~
昨年はお祭りが中止となってしまいましたが、地元の様子はいかがでしたか?
「お祭りが開催されずに残念で、特に馬っこの背中に乗る子どもたちは残念そうでした。また、お祭りの行列前に、市内の小学校や幼稚園、老人ホームに飾り付けした馬っこを見せに行く機会もなくなってしまいました。例年であれば、間近で馬っこを見てもらい、喜んでもらえたのですが、昨年はそれもなかったので淋しさがあります。」
これまでに150頭以上の馬を育ててきたと伺いましたが、どのような苦労がありましたか?
「確かに馬を育てるということは、大変なことです。だけど、大変さや苦労以上に馬が「大好き」という気持ちの方が上回っています。馬を育てるということをこれまで誰かに教わったことはありませんが、馬が好きだからこそ見えてくる育て方があります。出産直前は母馬の面倒でつきっきりになりますし、出産後も母子ともに面倒を見なくてはなりません。時には、立つことができない子馬だったり、お乳を飲むことができない子馬も生まれます。愛情をもって、馬のためにという気持ちで接しています。」
チャグチャグ馬コにはどのような心掛けで関わっていますか?
「チャグチャグ馬コ行列にも毎年5〜7頭出場させています。お祭りの日までに1頭につき3回シャンプーをして、身体を綺麗にしてあげています。岩手県でも大きなお祭りとして数えられるチャグチャグ馬コは、多くの観光客も見にきます。だからこそ、馬を綺麗にして、立派な飾りをつけて出場させてあげたいと思っています。」
「お祭り当日も朝5時には馬への飾り付けをします。私の家からは5〜7頭を出場させています。他の家より多く馬を出す分、準備も倍の苦労があります。ですが、馬っこのため、そして馬が大好きだからこそ頑張ることができています。」
〜始まりの場所「藤倉さんの南部曲がり家」〜
2016年1月に滝沢市のおおさわ村の藤倉さんのお宅に訪問したことから、はじまりました。
藤倉さんは、今もなお茅葺屋根の南部曲り家で馬と共に生活していました。南部曲り家とは、岩手県に古くからある母屋と馬屋が一体となった伝統家屋のことをいいます。はじめて訪れた時に衝撃を受けたのを記憶してます、テクノロジーに追われる現代の中で、博物館に展示されている南部曲り家は観たことがありましたが、実際に南部曲り家が現役で使われなお馬も一緒に生活していることに、驚きを感じました。
藤倉さんは、無料でこの南部曲り家のご自宅を開放し、一般の方に、南部曲り家は馬とともに生活する場所であること、馬との生活とはどうゆうことなのか、生きている馬を日々世話をする生活とはどうゆうことなのか、チャグチャグ馬コのお祭りは地元の人々にとってどうゆう行事なのか、を多くを語らず実践して伝えていることに僕は深く感銘を受けました。
昔は馬は生