「熊来ないで」柿酢づくりプロジェクト

「熊来ないで」柿酢づくりプロジェクト
全国的に、民家近くでクマの出没が増え住民の不安が増しています。山が荒れドングリなどのエサが減り放置柿が増えたのもクマを呼ぶ一因とみられます。高齢者に代わって柿をとってあげ、食酢に加工して販売。益金は次年の柿もぎ・運搬・醸造委託費に充て持続可能な「クマよけサイクル」を確立したいと思っています。

ジュール】

20年10~11月      柿もぎ、柿漬け込み

21年 2月     プロジェクトPR用HP開設

   3月      柿酢の商品名、ラベルデザインなど内定

4月~5月     食酢メーカーに柿酢になる前の液を持ち込み最終加工を委託

  5月14日      クラウドファンディング終了

  6月        里山イベントがあればブース展開でPR

6月~7月     リターン発送
リターンのご紹介

リターンは出来上がった柿酢を考えています。

柿は収穫後、ヘタをとり軽く拭いた後65ℓ容器に漬け込み発酵させます。液化し「柿ワイン」状態になった約半年後の4月か5月に、柿酢醸造では実績のある老舗食酢メーカー「尾道造酢株式会社」(広島県尾道市)に持ち込みます。再発酵と食品衛生上の工程を経てボトリングされたものをこちらで引き取り、リターンの作業に入ります。できた酢は、水一滴加えていない柿100%。柿は栽培ものではないので農薬は全く使っていません。 水で8~10倍に薄めて健康ドリンクに、上品な甘さを生かして酢の物やドレッシング用としてお使いください。

柿酢はほかの酢に比べあまりなじみがないかもしれませんが、主に高級食品スーパーに置いてあり500ml入りで1,500円から2,000円が一般的な売価です。プロジェクトでは500ml入りと300ml入りの2種のボトルをつくる予定です。価格は未定ですが商品名は「鈴」(すず)と決めております。「柿は鈴なり、クマよけには鈴」がネーミングの由来です。

試作段階のラベル、空瓶(500ml)です
最後に

私自身も柿ができる中山間地域の出身です。里山のたいていの農家には1本2本の柿の木があり、どうということもない風景です。しかし実は1本1本に「おじいさんが生まれた時に記念で植えた」「おばあちゃんが嫁入りした時に植えたらしい」など、甘いものが貴重だった時代の家族のヒストリーがあります。クマによる被害が増えてきた昨今、行政サイドは相談を受けたら伐倒を進めています。仕方がありません。ただ私たちがもう少し柿の木に注目し、その価値をもう一度再認識できたら少しは後世に残せるかもしれません。まずはこのプロジェクトを成功させ、次は全国各地にこの手法が広がるよう普及活動を実施したいと思っています。なお、完成したばかりのホームページのアドレスを以下に掲載します。一度目を通していただければ幸いです。

ホーム | 柿酢_修正前

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください


元サイト
「熊来ないで」柿酢づくりプロジェクト

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