ナッチ数列に基づくデザイン
考え抜かれた7つの使いやすさ
薄さやコンパクトさだけでありません。それぞれの動作が、最少のアクションで完了するように、使い心地も追求しました。
1 収納するカードを留め具に使う新発想
フラップ上部にある三角のストッパーを、財布の外側ではなく、収納するカードに掛ける独自の留め方を考案しました。(特許出願済)
フラップのストッパーとしてだけでなく、カードの落下も防止します。
独自のフラップフラップ右上の三角のストッパーフラップを閉じた様子不意のカードの落下をしっかりと防止
2 革で挟む、それだけ。
革で挟むだけの外観。金物やフラップなど、余計なものが何も突出しないので、ポケットの中で引っ掛かりがありません。
HITOE Foldを立てた状態金物を一切用いず革だけで構成
3 「くの字」で素早く開閉
カードとコイン境目を「くの字」に曲げると、簡単にストッパーが外れます。このワンアクションでコイン、紙幣、カード、全てにアクセスし、素早く会計できます。
HITOE Foldを立てた状態「くの字」に曲げて、スムーズに開閉
閉じ方は押さえながらスライドするだけ
4 紙幣はそのまま
紙幣は折らずにそのまま差し込むだけ。視認性も高く、取り出すのも簡単です。札押さえは、財布を縦方向のままご使用いただけます。
札押さえに触れずにスムーズに出し入れ可能
5 カードはスムーズに
ストッパーを掛けるための切り欠きを活かし、スムーズにカードを出し入れ可能です。また、指がカードの裏に深く入り、掴みやすくなっています。
出すだけでなく入れるのもスムーズ
6 浅いコインポケット
浅いコインポケットなら、必要なコインをすぐに見つけて、サッと取り出せます。財布を閉じればコインがこぼれる心配はありません。999円分(15枚)入ります。
使用中もこぼれにくい
7 長く美しく愛用できる
縫代は限りなく小さく、型崩れし難いデザインです。
また、財布のトラブルは、ほとんどが金物や縫製が原因です。金物は一切使用せず、縫製もたった5本しかありません。さらに、縫製は端部や中央部など擦り切れやすい箇所を避け、無理な負荷もかからないように工夫しています。
長く美しく愛用できる、シンプルで丈夫なつくりです。
正面から見たHITOE Fold無駄のないミニマルな形状
スキミング防止について
電子マネーやマイナンバーカードなど非接触ICカードの普及に伴い、スキミング防止対策も重要性を増しています。
一方で、不要な機能のために、質感や薄さを犠牲にすることは望まない方もいらっしゃいます。
そこで使用を選択できるように、スキミング防止カードを付属させます。保護できるのは密着させた非接触型カード2枚までに限られますが、薄型で財布の中で邪魔になりません。
付属するカードは1枚です。カラーはお選びいただけません。
Liscio(リーショ)に使用する革
「Liscio(リーショ)」は、イタリア語で「滑らかな」を意味します。使用する革は、9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタレザー」。自然の樹木のタンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革です。加脂工程に牛脚油を中心に用いることが最大の特徴で、独特の吸い付くようなしなやかさがあります。牛脚油は革に浸透しにくく、繊維の奥まで染み込ませるのに時間がかかります。しかし、一度浸透すると抜けにくく、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。
使い込むほど内側に含まれるオイルが気