コロナで中止した富士山麓でのサステナブル・オペラ「魔笛」を、東京で再チャレンジ!

コロナで中止した富士山麓でのサステナブル・オペラ「魔笛」を、東京で再チャレンジ!
河口湖ステラシアターで行う予定のサステナブル・オペラ「魔笛」がコロナで中止となり、東京・三鷹市公会堂光のホールで再チャレンジするための支援のお願いです。応援資金は、公演を基にした映像作品「宇宙からの贈り物-魔笛と魔法の人力発電エアロバイク」と写真集「人力発電をアートする」に活用いたします。

「人力」で世界のエネルギー意識を変えたい

 初めまして、NPO法人人力エネルギー研究所代表の茂木和行です。「人力」こそが、究極の自然でクリーンなエネルギーである、との考えのもとに、足踏み発電や足こぎ発電とアートを組み合わせたプロジェクトを展開しています。サステナブル・オペラと銘打った今回の公演サステナブル・オペラ「魔笛と魔法の人力発電エアロバイク」(4月25日、三鷹市公会堂光のホール) は、「人力」の活用で、世界のエネルギー 意識を変えていこうとの私たちの想いを結実したものです。

サステナブル・オペラをプロデュースした
NPO法人人力エネルギー研究所代表の
茂木和行

衣装デザインを担当した川田恭子さん

古代魚アロ ワナを題材とした作品「煌めき」で日展特選に輝いた日本画家の川田恭子さんが衣装をデザインし、和のテイストの独特の衣装が舞台で躍動、魔笛冒頭に怪魚アロワナのぼりも登場します。

主人公のタミーノを襲う怪魚アロワナ

「持続可能性」(サステナブル)は、いまや宇宙問題

 昼の国ザラストロは、太陽光、風力、水力で電力を賄うスマート・シティの盟主。夜の女王は、足こぎ人力発電バイクで電気を賄う夜の国の支配者。愛に満ちた若者が吹く魔笛の音色に呼応して魔法の乗り物に変わる人力発電バイクが光の環「アヤナスヒカリ」を起動し、世界をクリーンなエネルギーで満たしていくーこんな私たちの新解釈「魔笛」は、舞台に舞い降りた宇宙人アオヒトが、手持ちのスマホで記録し、故郷いろいろ銀河のあおいろ星の住人に、「愛」が宇宙もきれいにする力であることを伝えて行きます。  サステナブルとSGDsの言葉が躍る現代社会ですが、私たち「地球人」は地球をきれいにすることばかりに心を奪われて、宇宙を汚していっていることに、あまり目を向けていないのではないでしょうか。私たちが、月から火星へ、そして太陽系から私たちの銀河系をも飛び出し、お隣のアンドロメダ銀河へ、さらにいずれは宇宙の深奥にまで進出していくことは目に見えているのではないでしょうか。

 私達の今回の公演サステナブル・オペラ「魔笛と魔法の人力エアロバイク」は、「持続可能性」が地球だけではなく宇宙問題でもあることを気づかせる夢とロマンにあふれた未来劇になっていると思うのです。

 ご覧のような豪華なキャスト陣に加え、コーラスに「魔笛@人力発電アンサンブル」を新たに組織しました。昼の国の盟主ザラストロが登場する場面など、要所要所で素晴らしいハーモニーを奏でてくれます。冒頭でタミーノを襲う怪魚アロワナを操るのも彼らです。

 国際的なアーティスト・パフォーマー関根かんじさんのオリジナル・キャラクター「あおひと君」が宇宙人アオヒト役で出演、電飾アーティスト大島望さんのアヤナスヒカリが、魔笛と呼応して宇宙を明るく照らす「光の環」を構成します。

人力発電エアロバイクをこぐアオヒトくん

魔笛の音色と人力発電エアロバイクが呼応して、舞台で輝くアヤナスヒカリ
「発電アート」の開発と地域との連携

 2016年12月18日に旗揚げした私ども「NPO法人人力エネルギー研究所」は、自然エネルギーによる発電とアートを結びつけた「発電アート」の開発を通じて、持続可能(サスティナブル)な社会の実現を目指す活動を続けています。2017年5月25日に、東京都から特定非営利活動法人の認証を取得。2018年2月2日には、法務局から「発電芸術館」の商標登録も取得しました。都会と地方をアートでつなぎ、町おこしに寄与することも大切な役割と考え、富士河口湖町