超高齢社会をボードゲームで体験!社会的孤立の解決ヒントを多くの人に届けたい!

超高齢社会をボードゲームで体験!社会的孤立の解決ヒントを多くの人に届けたい!
高齢化に伴い地域の中で支援が届かずに悩みを抱える人に対して、人や地域資源をつなげることで、悩みを解消し社会から孤立することをなくすことができる。その大切さと気づきを伝えるゲーム「コミュニティコーピング」。オンライン版での実績をもとに、今回、人と人とが集まって楽しめるボードゲーム版の開発に挑戦します!

超高齢社会をアナログゲームで体験してみませんか? 「コミュニティコーピング」は、人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲームです。
ごあいさつ

はじめまして!一般社団法人コレカラ・サポート代表理事の千葉です。

この団体は2011年4月、東日本大震災を経て、高齢者から色々な悩みの相談を受けることになったことをきっかけに、人と人が支え合う社会の実現を目指して設立しました。

普段は、困っている方のお宅を訪問して、当事者だけでなく、周りのご家族の相談支援を行っています。また、対人支援を行う企業等の依頼をもとに高齢者支援の研修等も実施しています。

企業研修「超高齢社会の課題とCOPING」の様子

近年、活動の中で、一人暮らし、老々世帯、頼れる親族のいない人、地域の中で孤立する人が増えていることを感じています。
高齢者だけでなく、現役世代でも、ダブル介護や介護離職など、社会制度や支援が届かず、表面化しにくい悩みを抱える人が増えています。

この先、社会的に孤立する人が増えていく中で、
誰が孤立した人の支援をするのだろう?自分たちは何ができるのだろう?

そこで、まずは「何か人の役に立つことをやってみたい!」という人たちを巻き込んで、アクションを起こす人をもっと増やしていきたいと考えるようになりました。

プロジェクトメンバー ※クリックすると動画が開きます
幅広い世代の楽しめる「楽しい」アプローチを

人が動く原動力となる、「楽しい」とか「嬉しい」といったアプローチができないか?

そう考えた私たちは、昨年、若年層から高齢層まで幅広い世代が一緒に楽しめるツールとして、協力型ゲーム「コミュニティコーピング」のオンライン版を開発しました。

このゲームは、超高齢社会をテーマに、高齢者やその家族・親族に起きる悩みごとや、地域資源や専門職などが登場し、参加者同士でより良い地域社会の在り方を考えることができる内容になっています。

▼ゲームのストーリーと基本ルール

※画像はオンライン版のイメージ。プレイ人数も4-6人とする予定です。
このプロジェクトで実現したいこと

私たちは、このゲームが、ゲームの中だけでなく現実の世界でも、人と人とがつながりをつくるきっかけとなって欲しいという想いを持って開発しました。

これを実現するために、遠くにいてもつながれる「オンライン版」だけでなく、今回、直接人と人が集まってつながれる「ボードゲーム版」の開発に取り組みます。

年代を問わず、幅広い地域の人たちが集まれる機会で、ゲームを使って社会的孤立の解決ヒントを一緒に考えていきたいと考えています。

企画中のイメージ画像。イラストデザインも刷新することで、私たちの伝えたいメッセージをより伝えやすいツールとする予定です。
100人以上の参加者からの気づき、学びの声

オンライン版を提供する中では、私たちが思っている以上に、多くの深い学び気づきの声をいただきました。いただいた声をもとに、ゲーム内容自体にも改良を加えてボードゲーム版を開発します。

アンケート結果のほんの一部を抜粋
今後の展開

ボードゲーム開発後は、以下のような取り組みを通じて、幅広い人々が、自分自身が住む地域で、最初の一歩目を踏み出すきっかけ作りをしていきたいと考えています。

●「コミュニティコーピング」を活用したリアル体験会の開催
地域の人たちが集まる場で、ゲーム体験会と地域資源を考えるワークショップ・意見交換を行うことで、ゲームの出来事と、実際の社会を結び付けて考える機会づ