■ はじめに・ご挨拶
『AMDhaus』は、株式会社AMDlabが企画、開発、運営を行う建築系教育サービスです。
AMDlabは、2019年に藤井章弘と松原昌幹の2名で設立しました。現在は主に建築設計支援ツールの開発やITコンサルティング等を行っています。会社設立時より自社サービスの開発を進めており、『AMDhaus』は、その中でも特に教育にフォーカスしたサービスになります。
■ このプロジェクトで実現したいこと
『AMDhaus』 は、いつの講義でもどこの講義でも誰の講義でも、自由に受講し、学べる学校を目指します。
「建築を学ぶ」と一言で言っても、関連する知識や技術は多岐に渡ります。近年その領域は急速に広がっており、従来の学ぶ場でカバーできる領域は限られてきています。
『AMDhaus』では、意匠、構造、環境設備はもちろんのこと、建築を切り口とした情報技術、経営、映像やプロダクト等、様々な分野の第一線で活躍されている方を講師に招き、多角的に建築を学べる場を創出します。講師を3か月毎に更新することで、常に最新の知見を提供します。それらをオンラインベースで実現することで、教育の地利の差や時間の縛りを小さくし、効率的に学べるようにします。日本のみならず、字幕や吹替機能を設けることで海外にも学習の輪を広げていきます。
新型コロナウイルスの影響も受け、コミュニティのあり方も多様化してきています。ウェブ上にある無数の情報を集めることで、独学も行いやすい時代になりましたが、楽しく効率良く学習するには、学習のモチベーションコントロールや学習環境の構築など、実際の学習以外のことも非常に重要です。そのために「人とのつながり」 は欠かせないと考えています。
『AMDhaus』では、コミュニティを構築する仕組みも取り入れたいと考えています。2021年4月のリリース時には、フォーラムでのコメントのやり取りに限られますが、今後、特定の目的を持ったコミュニティを作る仕組みを実現予定です。
コンペや講演会などのイベントも同時に企画していきます。
『AMDhaus』は、 テクノロジーで建築の多様な学びを創発していきます。
■ 利用シーン
1.個人で利用する場合(生徒)
2021年4月時点:AMDlabが推薦する講師のコースを受講、フォーラムで学習のフォローアップが行えます。
今後:リアルタイム講義やコミュニティへの参加等が可能になります。
2.法人で利用する場合(講師・生徒)
2021年4月時点:まだ法人専用で利用できる機能はございません。
今後:各組織で『AMDhaus』のフレームをご使用いただくことを考えており、組織内で独自のコース登録や視聴、質疑応答等が可能になります。
■ プロジェクトをやろうと思った理由
AMDlabは、会社設立前から建築系のテックブログを保有し、情報発信を続けています。ほんの小さな技術でも、オープンにすることで、幸せになる人が必ずいると信じています。
ブログにはブログの強みがありますが、知の共有方法にはもっと色んな、良い形があるはずだと考えました。
ウェブ上には無数に情報が散らばっています。かき集めれば何でも独学でできてしまうのではないかと思えます。これから更に求められるのはそれら情報を繋ぐ力や道標です。断片的なブログでは実現できない、もっと体系的に、自由に学べる場を作りたいと思い、プロジェクトを開始しました。
ただの動画セットを提供するサービスではなく、現代版のbauhausとなるような建築専門の学校を創りたいと考えています。
■ これまでの活動
はじめは弊社アルバイトの学生の方たちと議論を交わし、学生主体でプロジェクトを進めていました。その際に、建築を学んでる方を対象にアンケートを実施し、学習の実態を調査しました。下図は結果の一部で、自ら教育コンテンツを利用できる方は、主に個人ブログなどの情報を参照しているのが分かります。 また、地利の差に悩んでいたり、独学で学んでもアウトプットに繋げられていないなど他にも多く
の課題が見えました。
分析や市場調査を進め、実際にプロトタイプを作りながら、どのようなサービスにしていくのが良いか、たくさん寄り道をしました。
プロジェクトを進めている最中に、新型コロナウイルスが蔓延し、社会状況が大きく変化しました。急激な変化に対応できていない現実を目にして、プロジェクトを軌道修正し、更に加速させました。少しでも早く、建築を学ぶ方の力になりたいと強く思いました。
プロジェクト開始以来、協力者を集め、進んでは戻り進んでは戻りを繰り返し、まだ目標の姿には至りませんが、ようやくリリースの兆しが見えてきました。
■ 資金の使い道
集まった資金は、『AMDhaus』の新規機能開発費用に充当します。
具体的には、下記の機能実装を想定しています。
・リアルタイム講義・演習機能
即時性や双方向性が求められる講義を実現します。また、エスキスチェック等、言葉以外のやり取りが必要になる演習をWeb上で再現すべく、開発を行います。
・国際対応
最初は日本語のみの対応ですが、字幕や吹替機能等を設け、海外の方もご利用いただけるようにします。
・コミュニティ作成支援
特定の目的を持ったグループを作成し、その中で対話等ができる機能を追加し、講義以外の活動を支援します。
積極的に先進的な技術を用い、新しい学習体験を提供します。
■ リターンについて
支援金額とご支援いただいた方のご希望に応じて、2022年3月までHP内に氏名(法人の方は企業名と企業ロゴ)を掲載させていただきます。
また、支援金額に応じて、講師の推薦や新規コースセットの内容を決めていただけます。
■ スケジュール
2021年4月にリリース予定です。
まずは動画視聴やフォーラムでの質疑応答等、最小限の機能に限定しています。
今後は、2022年を目標に、主に上記に掲げた機能を順次追加していきます。
また、いずれは各地に拠点を設けるなどして、オフラインでしかできないような学習体験も、本サービスと連携して行え
ればと考えています。
■ 最後に
建築教育への大きな挑戦であり実験でもあります。
できるだけたくさんの方を巻き込んで、もっと楽しく建築を学べる場にしたいと思っています。
気になる点等ございましたら、弊社の問合せフォームからお気軽にお問合せ下さい。
少しでもご興味やご関心がございましたら、是非ご支援の程宜しくお願い致します。
企画・開発・運営:株式会社AMDlab
協力:デザイナー 植田香梨、川村未来
エンジニア 遠田秀説、田渕康祐
デザイン監修 藤脇慎吾
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。