初めまして、中山英樹と申します。幼稚園からサッカーを始め、小学校からはゴールキーパーとして大学を中退するまで活動。その後は指導者に転向しました。福岡市にて、ゴールキーパー専門のコーチングスクール※を運営中です。ゴールキーパーとして、プレイヤーとしては7年、コーチとしては20年を超え、今もなお活動しつづけています。
今回、そんな私から、サッカーを好きなあなたにどうしても伝えたいことがあります。
それは「このままでは日本サッカーは”世界一”になれない」だろうということ。
その原因として、ゴールキーパーをとりまく「育成環境の悪さ」があるということです。
※福岡ゴールキーパースクール校長、日本GKコーチアカデミー主宰
まず1つ目に、私の時代は「ゴールキーパーの専用コーチ」がいなかったので、独学で必死にゴールを守り続けてきました。
中・高時代は九州・全国レベルの大きな大会に出場する機会もありましたが、当時はインターネットも普及しておらず、限られた情報と知識から技術を習得するのが精一杯でした。
しかし本来、ゴールキーパーは「最後の砦」であり、重要で、とても特殊なポジションです。
より専門的なトレーニング、指導者が必要なはずなのに、なぜ居ないのか。
専門的な指導があれば、どんなに良いだろうか。
私はそんな想いをずっと抱えながら、練習や試合を続けてきました。
そしてその中で生まれた「指導への飢え」が、私が指導者に転向するキッカケとなったのです。
この「コーチがいない」という壁が、日本が世界一のゴールキーパーを育てられない1つ目の理由でした。
ですが、これは私自身コーチとしてゴールキーパーを育成しており(福岡ゴールキーパースクール)、日本初となる「オンラインGKスクール」(日本一ゴールキーパーを学べる学校)を開しました。
下記は、私のスクールで実際に行っている、ゴールキーパー専用のトレーニングの様子です。
現在は「キーパー専門のコーチを育成するアカデミー」(日本GKコーチアカデミー)も作り、徐々にキーパー専門のコーチは増えてきています。
しかし、そこに立ちふさがったのが「第二の壁」でした。
その壁とは、「グラウンドの環境の悪さ」でした。
指導者としてコーチングを20年以上行ってきた私は「ゴールキーパーにとって必要な知識」、すなわち技術や戦術
、そして人間力を磨くべく活動をしてきました。
その中で一番感じたことは、練習や試合の際に、ゴールキーパーとして「痛みや怪我」のリスクを背負っている選手があまりにも多いということです。
なぜなら、日本のほとんどのゴールキーパーは「クレーグラウンド」と呼ばれる土のグラウンドでトレーニングをしているからです。
サッカーにおける「土」のグラウンドは、畑のような柔らかい「土」ではありません。大多数の人に踏み固められた大地は、もはや「板」や「床」のような固さなのです。
しかしゴールキーパーは、全選手で唯一「地面に向かって体を投げ出す」「倒れ込む」というプレイをしなければならないポジションです。着地の時に、姿勢が崩れることもしょっちゅうです。
キーパーの気持ちを体験したい人は、いますぐ「床に飛び込んで」倒れてみてください。とてもじゃないですが、怖くて動けない人が大半でしょう。
プロテクターをつけて練習している実際の風景
それが毎日毎日、何度も何度も繰り返されるとなったら、どうでしょう?
まだ体も未熟な子供たちが、そんな現状で、積極的に練習できるのでしょうか?
はっきり言って「大人でも参ってしまうほど痛いし怖い」ですし、場合によっては痛みを通り越して怪我のリスクすら出てきます。実際、プロテクターがないと危険です。
本来、ゴールキーパーは最後の砦であり、コーチングをする事から“ピッチ上の監督のような存在”といった役割を持ちます。海外の一流クラスのサッカー強国ではとても重宝されていますし、かなりのリソースを割いて育てられています。
なぜかというと、試合の得点において「1点の価値が大きいサッカー」では、ゴールキーパーたった1人で結果を左右するからです。それだけ重要なポジションなのです。
しかしながら、日本では「グラウンドでの練習が痛すぎる」という理由でゴールキーパーは敬遠されがちです。
プロテクターなどの装備で解決することもできますが、完全に体を守るとしたら全身防具のようになります。体が重くなるし、夏になると熱中症にもなりやすい状況に陥ります。
また、現実的な話をすると、性能を求めたら金銭面でも楽ではありません。
私自身も選手の時は、ずっと土のグラウンドでトレーニングをしてきたので、そこで出てきた一番の問題は、やはり「強烈な痛み」でした。
「プロのように上
手くなりたい!」と思って、同じように真似をしてみるものの「プロと違って地面は床のように固い土」。地面に体が打ち付けられるようで、大変な痛みを感じました。
多くの選手にとって「強いゴールキーパーになりたい」という高い熱意は、その痛みが原因で激減します。人によっては意欲がゼロになり、キーパーを辞めてしまいます。
ゴールキーパーの環境は、日本全国どこでもこんな感じです。
その原因は、「日本に、子供が使えるキーパー専用の芝生グラウンドがない」からです。
これが、日本がゴールキーパーの育成環境で「世界に大きく遅れをとっている」第二の理由なのです。
一体、どうすればいいのでしょう?
世界の一流国では、キーパーは専用のふかふかな芝生グラウンドで、思う存分練習するのが当たり前。
しかし日本では未だに固くて痛い、やる気をなくす土グラウンドが当たり前。
これを変えない限り、日本は世界一になるどころか、世界とますます差が開くばかりでしょう。
ゴールキーパーの練習環境に関してだけは、未だにサッカー後進国と言われてもやむをえない状況です。
土のグラウンドでの練習風景
ゴールキーパーの重要性の理解が、世界ではどんどん高まってるのに。このままでは、日本がその重要性に気づくころには、もう手遅れになっているかもしれません。
しかし、無いものは無いのです。
では、どうすればいいのか?
そうです。無いのなら、作ればいいのです。いえ、作るしかありません。誰かがです。
私は、これを解決するには、私自身でグラウンド自体を作るしかないと考え……
そして、実行しました。
私はゴールキーパーがどんなにダイビングしても痛くないサッカーグラウンドを作るため、福岡市早良区の幼稚園跡地を、2200万円で購入し、日本で初めての「ゴールキーパー専用のサッカーグラウンド」を作ることにしました。
39歳の私にとって、非常に高い金額です。
しかしどうしても、子どもたちのために。そして日本サッカーの未来のために、やりたい!誰かが先陣を切らなければいけない!と考え、決死の覚悟で踏み切りました。
ですが、まだあくまで現時点では「土地を買っただけ」です。
このあと、芝生を敷く工程があり、工事を進めていきます。その先も可能な限り、より安全で、安心で、利便性の高いグラウンドを。
世界に通じるレベルのグラ
ウンドを創りあげていくつもりです。
人工芝グラウンドでの試合風景
例えば、芝生をただ取り付けるだけではなく、ゴムチップを敷いて、よりクッション性を高めたいと考えています。
そのゴムチップも、より人体に害がなく、安全度が高いものを選ぶ必要があります。
そのように「人体に害のないフカフカの人工芝」を貼って、ゴールキーパーが快適に練習できる場所を作りたいのです!!
ですがそれには、残念ながら「より多くの資金」を必要とします。
私は例え一人で、どれだけ時間がかかろうともやり遂げる覚悟ですが。
周りのご支援があればあるほど1日でも早く理想のゴールキーパー専用のグラウンドを作ることができますし、ありがたいのも事実です。
ですのでこの度、クラウドファンディングを挑戦することにいたしました!
↓↓↓これが購入した実際の土地です。
ここにさらに、人体に害のない人工芝を貼り、ライトもつくり、駐車場と建物を建設し、ゴールキーパーが快適に練習できる場所を作りたいと考えています。
そして、いずれはこの場所が発端になって、日本中に他にもキーパー用の芝生グラウンドが建設され、増えていき、ここから日本を代表するキーパーが育っていけばと思っています。
なお、キーパー以外の方の利用も、もちろん考えています。
普通のサッカーの試合や練習に使ったり、情報発信の中心の場になったり。
サッカー以外でも、さまざまなスポーツ、地域のみなさんの憩いの場になればと思っています。
世界に通じるゴールキーパー育てる場所でありながら、福岡の皆さんに愛されるような、素晴らしいエリアにするべく、活動していきます!
キーパーバトル2020福岡を開催した時のコーチの集合写真
この話に興味があったり、少しでも応援するというお気持ちでしたら、ぜひこのあとの。
・資金の使いみち、実施スケジュール
・プロジェクトメンバーの紹介
・リターンの紹介
そしてなにより
「・最後に」
まで、ぜひお読みいただければと思います。
読んでいただくだけでも構いません。
そこで、今回の話を終えたいと思います。
工事は4月から順次行っていきます!!(新着情報にてリアルタイムでお届けします)
・HO SOCCERオリジナルマスク
・ゴールキーパースキル オリジナル動画 基礎編 5本
・erebosオリジナルサッカーボー
ル
・キーパーバトル イベント招待券
・オリジナルTシャツ(サッカーゴールデザイン)
・グラウンドにあなたのお名前(個人名)を記載します!
・erebos ゴールキーパー用グローブ
・プロサッカー選手サイン入り GK用グローブ(erebos)
・GK用グローブ(ネーム加工あり、erebos)
・GKスクール校長 中山英樹のパーソナルレッスン
・企業名またはお名前(ネームバナー)をホームページに掲載
・グラウンドに企業名またはお名前(ネームバナー)を掲載
改めていいます。ゴールキーパーは「非常に」重要なのです。
キーパーは直接1点を左右する重大なポジションでありながら、フィールドを俯瞰し、指示出しもする第二の監督とも呼ばれる立場でもあります。
「優れたキーパーは、高いコストをかけてでも育成する価値がある」
これは世界の一流国では常識です。しかし、残念ながら日本では一般的どころかプロですら、まだそのような認識は広まっていません。
それでは一体いつになったら、日本のゴールキーパーは「土の床」で練習している環境から卒業できるのでしょう?
「優れたキーパーになろう!」とやる気に燃える子供達を、環境のせいで挫折させてしまうのは、本当に悔しいし、もったいないです。
だから、もっともっと世界最高レベルの環境を用意してあげたい。そして、これを成功例とし、全国にももっと広げていきたいのです。
日本が世界一になるためには
一流のキーパーが育つ環境を
用意しなくてはいけない。
このような先見の明を持っている人は、必ず在野にもたくさんいるはずだ、と私は思っています。
もしあなたがその一員であれば、そして、そんな思いを持ちながらも。
どうすれば協力できるかわからなかったということであれば。
今回のプロジェクトに、力を貸してはいただけませんでしょうか?
もし、ふかふか芝生のゴールキーパー専用グラウンドが完成すれば、今後何十年という単位で、日本サッカーのレベルアップに貢献してくれるでしょう。
もちろん、キーパーの練習以外でも。
試合に使ったり、サッカー以外のスポーツに使ったり。
地域の皆さんのイベントや憩いの場、あるいは情報発信の場として、最大限に活用していく予定です。
あなたの一手は、そのような「未来への支援」ということになります。
私とともに、日本がいつか世
界一の栄光を掴むことを望み、信じ、応援していただだける方。
ぜひとも、ご協力していただければ幸いです。
長い話を聞いていただき、ありがとうございました。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。