僕は「こども講談教室」を茨城県つくば市で開催したい!

と言葉の間の何もしゃべらない時間です。

間を取る時に張り扇で「パン!」とたたきます。

「パン!」とたたくと、間をとって話のリズムが作れます。

僕もそうですが、話しをするのになれていない人は、自分のあたまにある言葉を一気にしゃべってしまいます。間がないからわかりずらいので、一気にしゃべると聞いている人には話が理解されないそうです。

張り扇(はりおうぎ)は、場面が転換する時や修羅場(しゅらば)という戦いの場面でもカッコよく使います。

高座扇(こうざせん)は落語でも使う扇子(せんす)です。京都の竹を使っています。

修羅場読み(しゅらばよみ)とは、日本風ラップのようなカッコいい読み方です!

(講談で使用する張り扇(右)と高座扇(左)落語でも使う扇子です)
★プロジェクトをやろうと思った理由

僕は人前で話すことがとても苦手で、学校で発表をすることが緊張してできませんでした。

講談を習うようになってから、本が好きになって、図書委員になりました。

図書委員で、先生にすすめられて委員会発表の時に『講談』を発表しました。

とても緊張して汗が止まらなかったですが、講談を全校生徒のみんなの前で発表できた時は、達成感がありました。

(小学校での発表の写真)

これからの時代は、大人も子どもも『自己表現力』がとても大事!といわれています。

自己表現をする形はいろいろありますが、そのひとつにもなる『講談』を僕のような緊張したり人前で話すことが苦手な人伝えて、講談を知るきっかけになって、自分でうまく表現ができる人がふえるとうれしいなと思って、このプロジェクトをはじめました。
★これまでの活動

講談を始めたのは小学校4年生の時です。中野講談教室に通っています。

(中野講談教室がテレビ ズームインサタデーで紹介されました)

練習をして、東京都中野区の『講談発表会』にはじめて参加しました。
一休禅師「衝立の虎」(いっきゅうぜんじ ついたてのとら)を読みました。とても緊張してドキドキして汗がいっぱい出ました。
発表が終わった後は、すっきりして、すごい達成感がありました。

小学校では、講談発表を2回しました。

図書委員会で委員会発表をするときに真田幸村「大阪入城」(さなだゆきむら おおざかにゅうじょう)を読みました。

張り扇をたたいた時に体育館では張り扇の音が「パンパン!」と大きく響くので低学年の子が驚いていたことが印象的でした。

クラスの得意なこと発表では、 一休禅師「衝立の虎」(いっきゅうぜんじ ついたてのとら)を読みました。
クラスの友達が緊張している僕を「がんばれ~!」とすごく応援してくれたことがうれしかったです。

それから日本の歴史が好きになって、12月には、「忠臣蔵」(ちゅうしんぐら)の舞台となったゆかりの地をまわる、はとバスツアーに参加しました。

皇居東御苑(江戸城本丸御殿跡や事件の発端となった「松の廊下跡 」 (まつのろうかあと))を見学したり、吉良邸跡(きらていあと)を見学したり、泉岳寺(せんがくじ)を見学したりしました。

歴史を感じながらいろいろな場所に行くと、とても面白い発見がたくさんありました。

年末には、講談教室の忘年会に参加して、真田幸村「大阪入場」(さなだゆきむら おおざかにゅうじょう)を読みました。

いろんな人が講談の発表をしているのを見ると、同じお話でも読む人によって全く違う雰囲気になる『講談』はとても面白いと思いました。

そして、僕は講談教室の帰りに、色々な神社やお寺に行って御朱印(ごしゅいん