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大切なひとの為に花を咲かせよう! 心を育てる花育プロジェクト‼
3 ~ 4 分
はじめに・ご挨拶
皆様、はじめまして。Gro_wers(グローワーズ)の椎名と申します。この度、CAMP FIRE様にて初めてプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。私自身、千葉県旭市にて胡蝶蘭を生産している蘭の生産者でございます。今回のプロジェクトでは、本業である花の生産だけでなく、新たな花の価値を皆様と共有し、「花を飾る事」による新たなプロジェクトにチャレンジしていきたいと考えております。未来を咲かせる新たな花の価値を今一度見直し、SDGsの達成、社会貢献活動を全国に、世界に広めていきたいと考えております。凡そ1000年後に開花するであろう平和の種播きを、皆様と共に育てていければ幸甚でございます。
プロジェクトを立ち上げた背景
弊社では6年前より「花育授業」を小学校中心に実施して参りました。ゲストティーチャーとして、低学年では生活科の授業、高学年では総合学習としての実施です。花育自体、余り認知された活動ではないのですが、平成26年に施行された花卉振興法の16条に記載されている活動でございます。食育が体の健康を学ぶ授業に対し、花育は心を育てる授業と言われています。概要は添付の通り、子供達が花や植物と携わる事で、心の成長を促す授業です。
花育とはとても大きなカテゴリであり、詳細を紐解けば、花壇に花を植える花育、アレンジメントや生花を学ぶ花育、植物の成長を観察する花育など、形態は違えど様々な花育が展開されてきました。胡蝶蘭生産者である弊社が実施してきた、「心を育てる」花育とは下記の通りです。
「大切な人のために花を咲かせるカリキュラム」
小学校の教室内で、花芽付き胡蝶蘭を育てて、大切な人にプレゼントする事を目的としています。今までに20箇所以上で実施し、1200名以上が想いの花を咲かせてきました。子供達にとって、大切な人に綺麗な花をプレゼントしたい!という想いを2ヶ月かけて育てています。開花する頃には、「花の形をした子供達の気持ちそのもの」となり、大切な人の笑顔に変わります。学校は、授業料無料で花育授業を実施する事が可能です。当初は国からの予算があり、全国で花育が積極的に実施されておりましたが、現在は花育予算がなくなり、全国での花育活動は衰退していると言わざるをいえません。弊社では予算の有無に囚われず、継続的に実施可能な授業とする為、生花店様や異業種様の仕入れ金額の0.数%を花育授業費として還元し、学校側の負担ゼロでの実施をして参りました。ですが、学校様からの実施要望も多く、より多くの子供達にこの花育授業を実施したいと思っています。
「花を飾る習慣がそのまま子供達に還元される仕組みづくり」
現在、園芸の先進国はオランダと言われており、街中や家庭の中、至るところに花が美しく飾られています。我が国日本はどうでしょうか。日本の花卉普及率は他の先進国と比べると決して多いとは言えず、寧ろ少ないのが現状です。日本には美しい四季の移り変わりがあり、花の国日本とも言われる程ですが、1年間に1本の切花も買わない不購買層は約40%から60%いると言われています(H28.農林水産省調べ)
「今回のプロジェクトは、大人達が花を飾る事により達成されます」
私達人類は誕生より永い時を自然の中で過ごし、自然と共生してきました。産業革命が約300年前だとすると、私達はほんの僅かな時代の中で、多くの自然を破壊してきてしまったかがよく分かると思います。昨今の