はじめに・ご挨拶
はじめまして、齋藤早代と申します!
去年まで株式会社ABEMAで宣伝・アライアンスを担当しており、現在はフリーランスで保護犬・保護猫についてPRを行なっています。
このプロジェクトで実現したいこと
1、人間の行動に翻弄される犬・猫について多くの人に知ってもらうために、短編映画を作りたい!
2、短編映画のコンペディション「MIRRORLIAR FILMS」に応募、劇場公開を目指す!
※MIRRORLIAR FILMSとは
山田孝之さんが発起人となり始まった短編映画のコンペティション。
入選した作品は、第一線で活躍する映画監督・俳優が製作した作品とともに、オムニバス映画として全国で劇場公開されます。他にもアジア・ヨーロッパの短編映画祭への出品も予定しています。
詳細は以下をご確認ください。
https://films.mirrorliar.com/
プロジェクトをやろうと思った理由
動物の保護活動のお手伝いをしていて日々感じるのは、まだまだ日本の犬・猫を取り巻く環境について、その多くを知られていないということです。
ー どうして殺処分される犬や猫がいるの?
ー 保護される犬や猫はどこからくるの?
など、説明できる人は、まだまだ少ないと思います。
現在日本で保護されている犬・猫の多くは、人間の飼育放棄が原因の場合が多くあります。
簡単に手に入り、簡単に捨てられてしまう命がたくさんあるのが現状です。
平成31年4月1日〜令和2年3月31日の統計で、保健所に運ばれてきた犬3.3万、猫5.3万匹のうち、犬89%、猫80%が、飼育放棄などによる所有者不明の犬・猫でした。
[参考]環境省HP
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
さらに、保健所に運ばれてくる以外にも、山や森に置き去りにされたり、悪質な引き取り屋に渡される事例も多くあり、飼育放棄の被害にあっている犬・猫の総数は上記の統計数値より多い事が予想されます。
犬や猫は飼い主を選べず、彼らの一生は飼い主に大きく左右されてしまいます。
彼らは、一度飼い主から受けた愛情を最期まで忘れません。
しかし反対に、辛い悲しい記憶も長く心に刻まれてしまいます。
では、犬や猫の幸せとはなんでしょう。
今回、そんな日本の犬・猫が置かれている現状を1人でも多くの人に知ってもらいたく、その表現の一つとして短編映画という形を考えました。
この映画をきっかけに、目の前にいる犬・猫・その他たくさんの動物たちを、大切に思う気持ちを再認識し、彼らに温かい心で接してもらえたら嬉しいです。
プロジェクトメンバー
このメンバーで短編映画を制作するのは初めてですが、全員が各々映像関係の仕事をしてきました。
日本の犬・猫をテーマにした短編映画に賛同した総勢25名のメンバーでプロジェクトチームを結成しています。
監督/脚本:吉本圭
東北新社でプロダクションマネージャーとして入社。その後CyberZにてプランナーとして活動し、現在は6秒企画で演出/制作として従事。好きな映画監督はスコセッシ、デヴィットリンチ、タランティーノなど。事例として、アナザーエデン ドラマCM、LG Style3、Qoo10など。
企画:桑原誠尚
GLIDERを経てサイバーエージェントへ入社。ブランド領域の企画・制作・コピーライティングに従事。事例として、『Honda “ORIGAMI”』、平井大 『