大隅半島にソロツーリストのためのゲストハウスをつくります。

大隅半島にソロツーリストのためのゲストハウスをつくります。
大自然の中、絶景を縫うように続く大隅路には、たくさんのライダーやサイクリストが訪れます。中でもソロツーリストを対象に、1人でも気兼ねなく宿泊できるプライベートスペースを廉価で提供するゲストハウスを計画しています。


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大隅半島にソロツーリストのためのゲストハウスをつくります。
3 分
ごあいさつ
こんにちは。私は鹿児島市在住のナカハラと申します。このたび、実家のある鹿屋市にソロツーリストのためのゲストハウス『風と太陽』をつくることになりました。

 もともと、実家の持つ空地を活用してコンテナハウスでゲストハウスをつくる計画でしたが、その土地が県のガケ条令で使える部分が制限されることが分かりました。使える土地が狭くなる上に、そこに建物を建てるには土木工事が必要で、工事には少なく見積っても400万円が必要だということが分かりました。建物どころか初っ端から私自身が崖っぷち…でした。 この時すでに私の夢や希望は簡単に諦めることができない程大きくなっていましたので、新たな物件を求めて不動産屋さんを渡り歩くことになりました。広さ等の条件を満たして大幅なリフォームができる賃貸物件を探しましたが見つからず、売り家も狭かったり古過ぎたり場所が今イチだったり、住居専用地域だったりでなかなかでした。モチベーションも低下する中、やっと古家と緑の芝生と青い空が付いた物件に辿り着きました。が、今度はパーソナル重視のベッドの配置を希望する私の思いが大工さんに伝わらず、これまでお世話になった工務店の社長さんには申し訳なかったのですが一旦白紙に戻すことにしました。

私の考えていることはそんなに非常識なんだろうか…自信を失いかけて、実家の知り合いのリフォーム屋さんに自分の何が大工さんに受け入れてもらえなかったのか、聞いてみました。すると物件を見てくださり、私のプランをすぐに理解してくださった上で、初期費用は抑えた方がいいと、リフォーム可の貸し家を紹介してくださいました。旧島津の外城の門前でランドマーク的にはバッチリです。

ここを管理されている地域再生グループの会長さんがとても良心的な方で、遠くに住む家主さんとすぐに連絡をとってくださり、リフォームにかかる費用は全額私が負担し、数年後を目処に購入することを前提に安価で貸して頂けることになりました。ただ、家主さんが持て余すくらいの古さで、古民家としての風情は申しぶんないのですが、特に汚水処理に関しては更地も同然で、外溝までの距離もかなりあるため浄化槽や排水パイプの工事が思っていた以上に高額になるとのこと。汚水処理の問題はどうしてもクリアしないと、保健所から営業許可を貰えません。その他、長年放置され大きくなりすぎた数十本の庭木の伐採にも想定外の費用がかかるそうです。

とにかく問題なのは私の脆弱な資金力です。これを補うためにご支援を賜りたく投稿させて頂くことにしました。
ゲストハウス『風と太陽』

宿の名称は、風=「旅人」・太陽=「旅人を守り力をくれるもの」というイメージと私個人の風と太陽に纏わる思い出に因んでいます。コンセプトは

“ソロツーリストが気兼ねなく休める宿”

小規模ですが、対象を絞り、宿泊そのものを楽しみにしてもらえる宿を目指します。

大きなポイントは

①ソロツーリストのために、気兼ねなく泊まれるパーソナルスペースを、コンパートメントの形で提供する。

②ソロツーリスト同士が交流しながら穏やかな夜を過ごせるように、広間の他、外部に囲炉裏付きのサンデッキを設置する。

③駐輪場は全て屋根付きにする。

④ソロ活では体験しづらいようなチャレンジ企画を随時提供またはアシストする。

この四つを柱に、小さい宿ならではの柔軟なサービスを提供したいと思います。
大隅半島の道路について

大隅半島の道路