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2月14日09:00に公開→2月27日23:59:59に終了の短期間ダッシュ企画です。
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皆さんの応援を背に、最後まで精一杯走り抜けます!!
はじめに・ご挨拶
はじめまして。多くのプロジェクトが存在する中、このページにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
「規格外サイズの牡蠣も、美味しく食べてもらいたい!!」発起人の友野と申します。
話せば長くなりますが、最期までお付き合いいただけましたら幸いです。
わたくし、生まれは葛飾柴又……
病気(双極性障害Ⅱ型)からのリハビリを兼ねて「のんびりした所で暮らしてみたい」と思い、瀬戸内海に浮かぶ北木島に移住したのが4年前。
当座の生活のため、親子3代で牡蠣養殖を手掛ける漁師の藤井さんご一家の仕事を手伝っていました。
左から、藤井幸男さん、藤井和平(かずひら)さん、藤井勇人さん
先輩移住者さんの手引きがあったとはいえ、漁師さんの手伝いという未経験の分野に飛び込むのは勇気が要りました。
冷たい隙間風が吹き抜ける加工場の中、従業員の皆さんは手がかじかむような寒さにも負けずに働いています。
暖房のない作業場なので、長靴にカイロを仕込んでいなければ足先が冷え切ってしまいます。
最初に担当したのは、牡蠣殻についたフジツボを機械で除去していく仕事。
1日の仕事を終えた後には両肩がカチカチに凝り固まり、何度もバンテリンやサロンパスの世話になりました。
取り替えたばかりのゴム手袋も、2・3日すれば穴が開き、冷たい水がじわじわと侵入。
手指も荒れ放題で、クリームを何度塗ってもケアしきれません。
カサつきひび割れた指先は摩擦力をすっかり失い、買い物の際に財布から紙幣を出すのも、ポリ袋の口を開けるのもままならないといった具合です。
イカダでの作業はさらに過酷です。場合によっては夜が明ける前に出港し、少々の波風で船が揺れるのはお構いなしに漕ぎ出します。
時にはマイナス4℃まで冷える海水の中に手を突っ込み、牡蠣の育ったロープを引っ張っての水揚げ作業。
僕は加工場での勤務中心だったおかげで、真冬のイカダ作業に行くことはありませんでしたが、過酷な最前線で体を張ってくれた仕事仲間には敬意と感謝の念が絶えません。
(雪も見たことないであろう、南国ベトナム出身の技能実習生さんが活躍してくれています)
その後は仕事ぶりを評価して頂けたのか、出荷担当も拝命。発送予約の確認や在庫の確認など、現場と事務所をつなぐ役として動き回りました。
出荷用の牡蠣が入ったカゴ(重量15~20kg)の上げ下ろしを何度もこなしたおかげで、背筋も伸び腕も太くなりました(体重が5kg増えたけど、付いたのは筋肉だと信じたい……^^;)。
最初の冬シーズンでの記念撮影
冬場の出荷を3シーズンお手伝いし、 牡蠣工場の従業員さんや島の人たちにも可愛がってもらえるまでになりましたが、現在は仕事を離れて休養中。
服薬治療の傍ら、島での新聞配達・観光施設の受け付けなど、簡単な仕事をしながらコンディション調整をしています。(おかげさまで、経過は良好です)
そして今年の4月からは、公民館の主事として地域に関わっていく事になりました。
藤井家 牡蠣養殖の歴史
「島に帰ってきた良和(りょうわ)のために、何か仕事を作ってやらんとな」
牡蠣養殖のきっかけとなったのは、息子を心配する幸男さんの親心でした。
大学を出てサラリーマンをしていた、次男の良和さん。
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