情報を集める時間がないなら代わりに集め、内容がわかりにくければわかるように、個別の事情にあった支援策を一緒に考え、進学の道をともに探す「進学支援センター沖縄」を設立することにしました。
Connected Society 〜 つながる社会の実現 〜
支援が必要な人と各支援策をつなげることで、子ども達がそれぞれ希望する未来へつながる社会の実現に取り組む、そんな想いを法人スローガンである “Connected Society” に込めました。
いつでも相談できる環境を提供します
奨学金や各種支援制度などに精通した進学支援アドバイザーに、いつでもどこでも相談できる進学支援センターを設置します。宜野湾市普天間からスタートし、沖縄県内、離島も含め7箇所に設置予定です。センターに来ることが難しい場合はzoomや電話による相談も可能で、共働きやひとり親の方にも利用できるように、平日は夜10時まで、土曜日も利用できます。
また、今まで高校の進路室で提供されていたため、保護者の方が直接入手することが難しかった進学に関する資料や、受付時間中に行くことが難しいため入手が難しい行政や各支援団体が発行している資料など、高校生や保護者の方が必要としている資料を完備することで、忙しくなかなか情報が収集できない保護者の方のサポートを行います。
さらに、パソコンやインターネット環境の整っていない方のために、セキュリティ対策のされた無線LAN環境や、オンライン学校説明会に参加するための機材(iPad)を無償で貸し出し、オンライン学校説明会に参加する環境を提供します。
支援情報の収集と発信をします
今までセミナーとして行っていた情報発信をYouTubeやnoteなどソーシャルメディアを活用し、いつでもどこでも見ることができるようにします。YouTube番組では、奨学金や支援内容の解説や手続きの流れ、新しく募集の始まった支援情報などタイムリーな情報を提供します。通信量を抑えたい方や、ゆっくり内容を確認したい方のためにnoteの記事としてYouTubeと同じ内容を文字でお届けします。
番組では高校生や保護者の方のリクエストに応えたり、質問の多い内容や多くの人に関係しそうな内容を織り交ぜながら進路を考える高校生や保護者の方にとって役立つコンテンツを提供します。
進学支援手帳を配布します
進学費用に関する資料や、沖縄県の高校生が利用できる支援情報など、進学を迎える高校生が自分で進学資金について考えるための情報を網羅した手帳を高校3年生および高校の教員全員に無償で配布します。
進学支援手帳には奨学金の申し込みスケジュールや手続きの流れ、必要な書類など、スケジュールに関する情報や、志望校を決定した後、進学費用や受けられる支援策の情報をもとに、奨学金をいくら借りればよいのか、その金額を借りた場合返済がどのくらいになるのかを高校生が自ら計算できる「進学ワークシート」を掲載し、高校現場での進路指導の教材として、保護者と一緒に進路を考える際の資料として活用できます。
高校の先生と連携します
高校生や保護者の方と最も近い存在が高校の先生です。