あなたの支援が里親里子に届く。静岡市里親家庭支援センター支援プロジェクト


かとは言えませんが「里親家庭支援センター」と言う名称に象徴されるように、子どもを中心に考えて里親家庭の養育支援を行っています。

静岡市では、
(1)里親会
(2)里親家庭支援センター(包括的な養育支援)
(3)児童相談所(専門的な養育支援)
の三層構造の支援体系をとっており、当センターが調整役を担っています。

静岡市は数年来里親委託率の高さを保っています。
施設が少ないという地域性もありますが、50%弱で推移しているのは里親の受け入れ可能な状態や不調による措置解除件数が少ないことがその高さにつながっていると考えられています。
静岡市においては、養育経験がなく「子どもとの生活を経験したい」という思いで里親制度にたどり着いた里親登録者が多いのが実情です。そういった養育者の卵に寄り添い、背中を押してあげること、支えてあげること、導いてあげることを通じて、いつか「里親になって良かった」と思ってもらいたいと強く思っています。

子どもの安心安全な日々の暮らしを守っている里親家庭を児童相談所と里親会と共に連携して支援することで、子どもの健全な成長を助けています。
私たちの活動が安心安全で質の高い里親養育につながるように努めていきます。
寄付の使い道

いただいたご寄付は下記の用途で使わせていただきます。
・講師謝金
・会議室使用料
・資料作成(印刷製本)
自治体からのメッセージ

静岡市はこのプロジェクトを応援します!

市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。

このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行います。

本市は困難を抱えた子どもを支える環境づくりを推進しており、その中で、里親事業の推進を実施しています。このプロジェクトは、さらなる里親事業の推進を図るもので、研修を通じて、里親さんの抱える不安や悩みを解消していきます。
里親さんへの支援は、困難を抱えた子どもたちの健やかな成長にも寄与します。

静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。

静岡市長  田辺 信宏
団体紹介

NPO法人静岡市里親家庭支援センターについて

当センターの前身は、平成17年に静岡市里親会として発足しました。
現理事長が厚生労働省の通知「里親支援機関の実施」(2008年)を出した以前から施設養護から家庭養護への大転換を図る「里親・里子支援センター設置構想」を思い描いていました。
「施設が里親支援機関を設けても、十分な里親支援は期待できません。里親会が中心となって支援機関事業をやりましょう。里親が里親を支援するのです。」の強い志をもってスタートしました。
平成22年にNPO法人が設立され、その翌年に静岡市から一部委託その後平成25年には里親支援業務全般を受託することになりました。
現在、里親を支援する委託事業として里親制度の普及促進をはじめ、里親向けの研修会、子どもの委託までの調整、里親サロン、ちびっこサロンなど里親同士の相互交流や里親家庭への訪問等による相談支援を実施しています。
また、自主事業として大学等修学支援奨学金給付、社会的自立スタート援助事業、里子自立相談援助事業、お仕事フェスタ開催、フォスタリングチェンジプログラムの実施、心理相談など様々な事業により里親、里子を支援しています。
事業