イタリア人モザイクアーティストと日本での展覧会を実現させたい!

イタリア人モザイクアーティストと日本での展覧会を実現させたい!
15年前にイタリアの小さな街で知り合ったイタリア人のモザイクアーティスト“ルカ・バルベリーニ”氏と2021年の春に東京と京都で展覧会を行う予定ですが、新型コロナウィルスの影響で不透明な状況に。コロナに負けず海外アーティストとの展覧会を実現させる為のプロジェクトです。


日本画家の渡邉貴裕(わたなべたかひろ)と申します。日本画の技法を基に絵を描いています。

2002年から5年間イタリアのローマで生活しアーティスト活動を行っていました。
その時にラヴェンナという北部の小さな街で一人のイタリア人モザイクアーティスト『ルカ・バルベリーニ』と知り合いました。
日本画とモザイクという、古典技法を基にしながら制作をつづけ、新しい表現を模索するアーティストとして意気投合し、『いつか日本で二人の展覧会を行おう!』と約束しました。

知り合って15年目の2021年春。東京と京都で展覧会を企画し実現に向けてお互い準備をしていたところ、コロナ禍に巻き込まれてしまいすべてが不透明な状況に…。

▲ルカ・バルベリーニ
1981年、イタリアのラヴァンナ生まれ。初期キリスト教美術とビザンティンモザイクで世界的に有名な街で育ち、その影響を受けながらも、新たな挑戦に取り組み、アーティストとして活動を展開している。

活動経歴

2011 ラヴェンナ市立美術館が彼のアイコン的な作品である「Folla(群衆)」を購入
2014 グループ展「Eccentrico Musivo」(ラヴェンナ市立美術館)
2015 グループ展(ラヴェンナ市立美術館)Giovani Artisti e Mosaico Awardを受賞
2015 個展「Storie Di Cittadini Al Di Sopra Di Ogni Sospetto」(ラヴェンナ niArtギャラリー)
2017 個展「Particle」(ラヴェンナ マガッツェーノ・アートギャラリー)
2018 個展「Clorofilla」(フォルリ モンテ・ディ・ピエタ宮殿)
2018 グループ展「Fato e Destino」(マントヴァ ドゥカーレ宮殿)
2019 TEDx LakeComo XI editionのメインデザインとして「Tsunami 00」が選出される
2019 NeoHouse of Tokyoにてアーティスト・イン・レジデンスに参加

イタリア(ボローニャ、マントヴァ、ローマ、ベネチア)、フランス(パレ=ル=モニアル)、ドイツ(フランクフルト)、ポーランド(スウビツェ)、アメリカ(ダラス)、台湾(台北)、日本(横浜)
で作品を発表。

▲ルカ・バルベリーニ氏 作品

東京、京都の展覧会会場はすでに1年前から抑え、それぞれ発表に向けて制作を続けていますが、2020年12月末現在、ヨーロッパで変異種のコロナウィルスが発見されたり、イタリアから日本に入国することもますます難しくなり、時間だけが差し迫ってきています。

A:ルカが作品と共に来日し予定通り展覧会を行う。
B:ルカが来日出来ず作品のみを送ってもらい展覧会を行う。
C:2022年に延期

と3パターンを考えていますが、どの状況になっても当初の予定より予算がかかってしまいクラウドファンディングで皆様のお力をお借りし、展覧会を実現できるようにと思っております。

東京展は武蔵野市にある『武蔵野市立吉祥寺美術館』市民ギャラリーにて
2021年3月25日~30日の6日間
京都展は左京区一乗寺にある『バックス画材』ギャラリーにて
2021年4月6日~18日の13日間
を予定しており、京都展では会場すぐそばの美術大学にてルカの特別講義とワークショップ開催できるように大学側と調整しています。
▲バックス画材

また渡邉が講師を務めている