【留学生から経営者まで】お手頃コンシェルジュサービス “よろずやコンシェルジュ”

仰っていました。また、ご自身の身の回りは特に気を付けているようで、秘書は必ず外部から雇用すると仰る方が多かったです。

そこで、考案中のよろずやコンシェルジュに、ノーマルのサービスよりもさらに高度な要求にお答えできるプラン”よろずやコンシェルジュ エグゼクティブプラン”を作る案が出ました。

③多様化するサービスの中で最適解を見つける難しさ

ケータイ電話やインターネット回線、音楽・動画配信サービスなど、昔と比べ様々な分野でのサービス多様化が顕著な時代です。そんな中で、自分に最も合ったサービスはどれか、最もお得なサービスはどれかと吟味し選び取る必要があるのですが、そこに割く時間をなかなか取れなかったり、つい面倒くさくなりサービスプロバイダーの言う通りに契約してしまう、なんて経験はどんな人にもあると思います。

特にケータイ電話は複雑で、ショップでは何組ものご高齢の方が、神妙な面持ちで順番待ちをしている光景をよく目にします。新しいケータイにするときは、高齢者でなくとも、つい面倒で前回と同じプランを引き継いでしまうのではないでしょうか。こういった誰に相談すればいいのかも分からない、漠然とした相談事でも対応できるサービスにしたいと考えております。

④留学や外国語大学で感じた「海外で生活する難しさ」

リーダーの私は、アメリカに1年間留学をしておりました。もちろん周りには日本人などおらず、右も左もわからない中、まずは生活の基盤をしっかりと築かなくては何も始まりません。
しかし、英語も少ししか話せなかった頃は、手助けを求めるのも一苦労です。やっとの思いでアパート契約の段取りをし、管理人の元へ契約をしに行くと、「グリーンカード(アメリカ永住権)が無いと契約はできません。」と言われてしまいます。留学生であった私は、グリーンカードなど取得できるはずもなく、その後も同じ理由で複数のアパートをたらい回しにされ、寝床の無い私は、挙句の果てに1週間ほどホームレスをしました。今思えば、海外から一時的に来ていることをきちんと説明し、証明できるものを見せればよかったのだと振り返りますが、当時の私には、詳細を説明する英語力など持ち合わせておりませんでした。誰か代わりに全てやって欲しいと常に思っていました…。

帰国後も日本の外国語大学に通っていましたが、やはりそこでも同じことを感じます。海外からの留学生は、大学が面倒を見てくれる範囲外のこと(例:旅行の際に必要な交通手段や旅館の手配、ケータイ電話の契約、通院、入出国手続きなど)で、とても苦労をしていました。また、インターネット回線やケータイのSIMカードの契約に関しては、仕組みの簡単なプリペイドのものを使っている留学生が多く、半年~1年間日本に滞在しているため損をしているケースを多々見かけました。
もちろん、できる限りサポートをしておりましたが、コロナとはいえ日本にはまだまだこのようなサポートが必要な外国人が多いと感じています。
出入国在留管理庁のデータベースによると、2020年6月時点で日本に住む海外移住者のうち、日本人の配偶者を持たない、すなわち身近に日本語ネイティブがいないと考えられる人の総人口は2,769,655人で、その割合はグラフの通りです。

出典: 法務省 出入国在留管理庁

英語を公用語に持たない中国、韓国、ベトナム、ブラジルなどの国が大きな割合を占めています。
彼らをサポートするサービスづくりを目指すInternational Planにおいて、グローバル人材の確保、国ごとの分化・民俗への理解やノウハウ