【ダイバーシティ学習】障がいを持つ子どもに英語の体験型授業を実現したい!

【ダイバーシティ学習】障がいを持つ子どもに英語の体験型授業を実現したい!
障がいを持った子どもたちが全世界と交流できる、それが「ダイバーシティ学習プロジェク ト」です。今回のプロジェクトは英語を話せるようになるのが最終目標ではなくコミュニケ ーションの手段として表現することの大切さや楽しさを学びます。この活動を通して様々 な体験型のオンライン国際教育を行います。

プロジェクトについて

○環境や障がいに左右されないオンライン教育を実現したい!
○世界の人と繋がる体験型の授業
○英語だけではなく多彩で楽しい充実したカリキュラム

●はじめに

みなさん、こんにちは!
私は長崎県出身の脇 葵依と申します。

学生時代に訪れた、カンボジアの孤児院の子どもたちの優しさに感銘を受け、人生をかけて子どもたちに関わり続けたいという想いが生まれました。現在は作業療法士、子どもの英語の先生、ラジオのアシスタントパーソナリティ、国際交流コミュニティの代表としてパラレルキャリアでお仕事しています。
●このプロジェクトで実現したいこと

『ダイバーシティ学習プロジェクトとは?』

(フィリピン出身ササ先生と授業)

ダイバーシティ学習とは
世界に触れ、思考力・表現力や、異文化に対する理解や自己肯定感を育くむ発達支援です。
現在、障がいを持つ子どもが英語や異文化の教育に触れる機会が少なく、指導法も未だ確立されたものがありません。

そのためこのオンライン授業を通じて障がいがある子どもたちに光が当たり活躍できるような社会を子どもたち自身が構築することで、新たな価値創造を行う一助となります。そして日本の地域の活性化、個人の幸福度の向上に寄与することができると確信しています。
《ダイバーシティ学習の3つの特徴》

特徴①

通常のオンラインレッスンと異なり、子どもたちそれぞれに、『感覚・動作アセスメント(スクリーニング評価)』を行い興味がある部分や特徴を捉えてオーダーメイド授業を行います。

(アメリカ出身マイカ先生と授業)

特徴②

対象は障がいを持つ小、中、高校生です。移動が難しい子どもの環境や、新しい人に馴染むことに時間がかかるなどの問題を解決できるよう自宅という安心な環境で個別支援を行います。

特徴③

個別授業だけでは無く、グループオンライン交流型クラスがあり、生徒同士やその家族ごとの『つながり』を重視しています。

●プロジェクトをやろうと思った理由

――――「どうせ自分にはできない」その言葉から生まれたプロジェクト

障がいを持つ子どもたちは自分ができないことに悲観的な傾向にあり、自分の殻に閉じこ もり自信をなくすことが多いです。世界一周後、作業療法士として再び子どもたちと触れ合 う時に、彼らが呟いた「どうせ自分にはできない。」「みんなには絶対分からないよ。」という言葉が、私の心を大きく揺り動かしました。

――――「一方で自宅では英語の民謡を口ずさんでる子どもたち。」

褒められた体験が少なく自信がない子どもたちのその言葉の裏側には、興味が あっても「学ぶ場所」や「指導者がいない」という問題があります。それら問題を解決するために、未来の可能性や能力を伸ばすことができる「ダイバーシティ学習プロジェクト」をやろうと思い立ちました。
次世代に進む子どもたちが、不安や劣等感を抱えたまま社会へ飛び出して欲しくないと、私は願っています。

そして、そこに大きな力をもたらすのが「人との関わり」や「教育」です。
子どもたちは世界の多様性を体験し、自分の好きなことや興味がある分野を見つけて取り組む冒険をしてほしいです。
私たちは、「寄付や寄贈という形でみんなを応援してくれている人がいる」ということを、子どもたちに伝えます。

それは、たくさんの方の応援が、子どもたちの力になると実感しているからです。

●これまでの活動