と思います。
トップページより「勿忘の鐘」のデモ音源をお聞きいただけます
プロジェクトをやろうと思った理由
大切な人を失った悲しみは10年経ったからといって消え去るものではなく、逆に深くなるものでもあります。東日本大震災の記憶を風化させないよう、このアルバムを通して被災された方々からお聞きしたメッセージや災害時の教訓などを発信してゆきたいと思います。音楽でなければ伝わらないこともたくさんあると思うからです。そのためには資金が必要です。
これまで、復興支援コンサートを開き、その収益で被災地支援を行ってまいりましたがコロナウィルスの影響によりコンサートは全く行えなくなり収入が無くなりました。制作を諦めかけた時期もありましたが「ここで負けたら女がすたる!」と自分を奮い立たせ、クラウドファンディングで全国の方々のお力をお借りし制作しようと心に決めました。またご協力くださった方々の想いもアルバムに乗せることで、より温かな作品になると感じました。
これまでの活動
2012年4月気仙沼市大谷海岸駅近くの丘の上に鎮魂の桜を植樹。数十名の方が津波に飲み込まれてしまった場所です
30年前に起きた雲仙・普賢岳の噴火による自然災害は自然が大好きな私にとってとても大きな衝撃でした。「自然を畏れ敬う」ことを実感した出来事でした。そして亡くなられた方々への鎮魂歌「レクイエム」を作り雲仙を訪ねコンサートを開きました。その後阪神・淡路大震災が起き、いてもたってもいられず避難所を回る中、あまりの惨状に言葉をなくしました。そして亡くなられた方の数の桜を植えようと決心したのです。全国でコンサートを開き収益で桜の苗木を購入し毎年コツコツと植樹し続け、震災から10年目の春分の日に目標の6500本目の桜を神戸市灘区に植樹することができました。(25都道府県100市町村に植樹)
もう二度と災害で尊い命を失うことがないよう祈る中「東日本大震災」が起きてしまいました。約20000人の尊い命を失い未だ約3000人が不明のままです。「自分に何ができるのだろう?」と思案する中『そうだ花火をあげよう!』と決心しました。阪神・淡路大震災の時に出会った花火師の斉木智さん(マルゴー株式会社)の多大なるご協力により、気仙沼市大谷海岸で毎年鎮魂と希望の祈りを込めて全国の仲間たちと花火を打ち上げています(大谷海岸花火祭り)空高く舞い上がる花火が未だ不明のままの方々の故郷へ帰る「道しるべ」になればと願ってやみません。
2011年11月より阪神・淡路大震災同様、東日本大震災で亡くなられた方々の鎮魂のため桜を植樹しています。津波をかぶっていることと、未だ復興工事中であることにより植樹場所を探しながら少しずつ植えています。目標は20000本です。
2017年の花火です。全国の方々のご協力により打ち上げています。
資金の使い道について
*生まれた曲を形にするための費用として作詞作曲、編曲、ミュージシャン、レコーディングエンジニア、ミキシングエンジニア、マスタリングエンジニア、各スタジオ代等に使わせていただきます。(密にならない録音方法を構築します)またCDアルバムを形にするための費用としてジャケットデザイン料、ジャケット印刷費、CDプレス費に使わせていただきます。
*ミュージシャンはピアノ大徳俊幸、ベース坂井紅介、ギター小畑和彦、パーカッション岡部洋一、三味線浅野祥、チェロ笠原あやのなど日本のトップミュージシャンが参加してくださいます。
*エンジニアには飯尾芳史氏(坂本龍一、矢野顕子、竹内まりや、松田聖子