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未来の「四国酒まつり」再開に向けて、今できる「オンライン酒まつり」を届けたい。
5 ~ 7 分
皆さま、はじめまして。四国酒まつり実行委員長の田埜です。
私たちは、毎年2月に四国のほぼ中央に位置する徳島県三好市池田町にて地域の特徴である地酒をコンセプトに衰退する地域の活性化をめざして『四国酒まつり 』を主催しております。
昨年開催予定だった21回四国酒まつりは、2020年2月22日が開催日でしたが、新型コロナウイルスが急激に感染拡大する真っ只中となり、急遽中止することを余儀なくされました。
感染状況を充分考慮し万全の感染対策を取って、今回は日本酒愛好家の皆様をお迎えしたいと考えていましたが、現在の感染状況のなかではやはり断念するしかないとの結論に至りました。
そして今なお、その勢いが衰える気配のないコロナウイルスの現状を考慮した結果、今年度における例年通りの開催も困難という苦渋の判断に至りました。
しかし、いかに危機的な状況であろうとも、これまで四国酒まつりを心待ちにして頂いた皆様、そしてさまざまなご支援を頂いた皆様への感謝の気持ちを何とか形にしたい、そんな私どもの思いを込めた新たな形式の「酒まつり」を模索しておりました。
そこで、今年は「第22回四国酒まつり ”感謝祭”」と題して、クラウドファンディングの形を採りながら、少しでも四国の地酒、そして三好市の地酒や物産を楽しんで頂こうという企画を提案させて頂きます。また3月6日に池田ケーブルネットワークさんの Youtubeチャンネルで「第22回四国酒まつり ”感謝祭” 」を放映します。 クラウドファンディングで支援いただいた方に先に地酒や物産をお送りさせていただきます。ぜひ3月6日にYoutubeチャンネル をご自宅でご覧いただき一緒に乾杯しましょう。
たくさんの皆さまの応募を心よりお待ちしております‼︎
四国内ほぼ全ての80蔵の銘酒が集合 する「四国酒まつり」
「四国酒まつり」は2000年2月に、阿波池田商工会議所青年部メンバーを中心として企画し開催されました。
四国のほぼ中央に位置する池田は、日本三大河川の一つ吉野川の清流に恵まれ、北は阿讃山系、南は剣山山系の連峰に囲まれ空気も澄んだ、酒造りに最適の寒冷地であり、地域内に酒蔵が五蔵もあることから、地域の特徴である地酒をコンセプトに衰退する地域の活性化をめざして始まりました。
当初は「地酒でめぐる西日本中央連携軸」という事業で始まりました。当時は高速交通網が発達し、地域間の移動時間が飛躍的に短縮されてきていた頃で、これを活用して中四国の広域的な連携により地域活性化を図る「西日本中央連携軸構想」が生まれました。
このネットワークを活用して、鳥取、島根、岡山と四国の地酒を一同に集めて池田で「地酒による地域めぐり」を体験してもらおうと始めました。また、当時も町内の地域を対象に実施していた「酒蔵見学」も3蔵で同日に開催することとなりました。
2004年2月開催から「四国酒まつり」としてスタート。四国4県の選りすぐりの銘酒を時間の制限なく自由に味わうことが出来るので、徐々に日本酒愛好家の参加数も増えていきました。
2019年2月の第20回目は記念開催として、四国内ほぼ全ての80蔵の銘酒を集合させました。また、日本酒愛好家では知らない人はまずいない、吉田 類 さんの「記念トークイベント」も開催し、更にスケールアップをして参りました。
地酒試飲会場も、当初は商工会議所3階ホールでしたが、少しづつ大き