障害者の工賃を上げる仕事を作りたい。

障害者の工賃を上げる仕事を作りたい。
障害者の就労支援しています。新しい商品として、2025年問題直前介護の現場へ、蓄尿バッグのカバーをお届けしたいと考えています。特養入居中の世代へ、障害のある孫子世代が製作したものを全国の施設へお届けしたい。蓄尿バッグのカバーとは?⇒本文に詳しく記載


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障害者の工賃を上げる仕事を作りたい。
3 分
障害福祉サービスほっぷと申します😊

当事業所は令和2年9月1日に指定を受けたばかりの新規事業所です。発達障害、精神障害、高次脳機能障害、知的障害等他者に理解されにくい障害をお持ちの方へ就労機会の提供、一般就労へ向けた支援を行っています。

事業所として売り出したい商品を考えたときに、スタッフが高齢福祉の現場に長く勤務していたこともあり、「介護現場で必要なのに不足なもの」「手作りが可能で分業できるもの」として「蓄尿バッグのカバー」を作りたいと思いました。
蓄尿バッグのカバー?🤔

ってなに?
一般的にはなじみがないと思います。
排尿困難でドレーンと蓄尿バッグを使用している病状の方、施設入所されている方も在宅で病状管理されている方もいます。歩行できる方は大腿部に装着するタイプもあります。医療施設・病院では使い捨てのプラスチックカバーを使用しているところが多いかと思います。
特別養護老人ホームは要介護3以上の認定の方が入所されていますので、臥床か車椅子移乗で蓄尿バッグを使用している入居者さんが必ずいらっしゃいます。介護用品メーカーの商品でバッグのカバーもあるのですが、高価で、例えば身寄りのない方には家族が手作りするでもなく、多忙な介護スタッフが適当な袋(¥100ショップで)などあるものでその場をしのぎ、外出したりしています。あると嬉しい用具です。尿破棄がしやすいようにボタン止め、歩行できる人には吊り下げの肩紐をつける、車椅子は背もたれ後ろにつけられるように紐をつける、等、タイプ別に製作します。

このプロジェクトで実現したいこと😃

これは厚生労働省発表(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000571834.pdf )の、障害のある方の平均工賃です。B型事業所というのは雇用契約を結ばない就労になりますので、最低賃金の適応に該当しません。就労契約が困難な方は障害年金で生活費は賄えるのかというと月額6万程度の収入です。受給基準外の方はその収入すらありません。「障害があるのだから無理して働かなくても」とおっしゃるなら、お金がないと生きられない、貧困問題が大きい現代の仕組みをどうにか緩和する政策が必要ではないでしょうか。
今、目前の問題として障害のある、就労契約困難な方に、「収入になる仕事」「仕事という自信」が必要です。

特別養護老人ホームは全国に10502箇所あります。(令和元年10月審査分。厚労省資料https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000…/0000171814.pdf )
各施設に2枚送らせていただくとして21004枚製作する「仕事」となります。
特養はお金持ちの入居する施設ではありません。生活保護の方、低所得の方、天涯孤独な方も多くいらっしゃる施設です。入居者さんは高額なお金を支払う余裕はなく、メーカー品を購入とはならない。
当事業所でメーカー品の半分以下のお値段で作ります(そのかわり抗菌防臭とか洗濯強度が抜群ということはありません)が、試供品代金をご支援と他製作でまず捻出し、利用者さんの工賃として分配したい。

正直、多忙な介護現場から発注する余裕はありません。使ってくださいと直送したい。
こういうものが必要、という製品のリクエストや改善をご希望なら、
メールを入れていただけばよいことですし。
在宅の需要も大きいかと思えます。
応援メッセージ😍

居宅介護支