はじめに・ご挨拶
初めまして。ふるさと共創コミュニティRURAL LABO代表の小菅勇太郎(こすげゆうたろう)です。
突然ですが、私は親の仕事の関係で幼少期から国内外を転々としながら育ちました。その結果ふるさとと呼べるような地域がなく、ずっとふるさとに対して憧れを抱いていました。また、自分の生きる場所を自分で選ぶことが可能なのだと知ったことで、より自由で豊かな生き方をつくり、周りの人にも届けたいと思うようになりました。
そこで現在、自分らしく生きることのできるふるさとのような居場所が複数あるライフスタイルを作るため、大学(慶應SFC)を休学して信州辰野町に二拠点移住し、会社を起業して、全国のRURAL LABOメンバーと地域住民の方々と共同で地域づくりに取り組んでいます。
Twitter:https://twitter.com/yutaro_kosuge
Instagram:https://www.instagram.com/yutaro.kosuge/
RURAL LABOについて
2020年6月創設
メンバー数98人(7/29 現在)
RURAL LABOは、地域活性や多拠点生活、田舎暮らしに興味のある若者をつなぐコミュニティです。普段は信州辰野町川島の里山で誰もが自分らしく生きられる「ふるさと」を、全国のRURAL LABOメンバーと、地域住民の方々と共創しています。
CAMPFIREコミュニティページ:https://community.camp-fire.jp/projects/view/416808
Twitter:https://twitter.com/rural_labo
Instagram:https://www.instagram.com/rural.labo/
信州辰野町川島について
私たちが活動する信州辰野町川島は、「the 里山」というような美しい昔ながらの里山風景と生活、文化が守られてきている地域です。
「信州の風の谷」と呼ぶ人もいます。
川島を訪れる人は皆、まず谷の入り口の風景に一目惚れし、地域の方々と関わるにつれて更に地域の中身にも惚れてしまいます。
(言葉ではどうしても川島の内外的な美しさを伝えきることができないので、是非一度遊びにきて体感して欲しいです。)
私たちも例外ではなく、初めてこの地を訪れた時から日に日に川島愛が強くなるばかりなのですが、自然に食に文化と、本当に魅力が多くあるなかで、私たちが最も惚れ込んだのは、地域に住んでいる住民の方々の熱すぎる地元愛と、地域を守り、発展させていく決意と覚悟の固さでした。
私たちが最初に川島を訪れ、「川島は風景が本当に美しいですね」と感想を漏らした際に、川島振興会の代表代理を務めているおじいちゃんに、「この景色は当たり前のものではない。私たちが先祖代々手を入れて守り続けてきた景色だ。」と話していたのが、とても強く記憶に刻まれています。
その言葉を聞いた時もハッとさせられたのですが、実際に移住してからその言葉の重さを本当の意味で知ることができました。
ここに住んでいると、里山というのは人と自然がバランスよく共存共栄することで成り立っている生態系なのだと凄く実感します。手を入れなければ自然は人間の生活圏を侵食し、荒れてしまう。逆に手を入れすぎても自然が衰退してしまい、人間の生活も成り立たなくなる。
そのちょうど良いバランスを保つため、毎月まち中の人が集まって里山の手入れをしています(その際、農道沿いに軽トラがずらーっと並ぶ景色は