東北の郷土料理はっとの魅力を全国へ。届け!震災もコロナも乗り越える美味しい感動

東北の郷土料理はっとの魅力を全国へ。届け!震災もコロナも乗り越える美味しい感動
天ぷらうどんの丸光製麺です。昭和33年に宮城県気仙沼市で創業しました。東日本大震災で全てを津波に流され、現在は工場を岩手県一関市に移して再建に励む毎日です。被災後、多くの方に助けられて今日の私たちがあります。美味しい東北をお届けします!どうか私たちに震災もコロナも乗り越える為の力をお貸しください!

無限に広がる美味しさの可能性!万能食“はっと”

ご挨拶
皆さま、はじめまして。天ぷらうどんが評判の製麺所、丸光製麺の熊谷敬子と申します。
丸光製麺は、目の前に豊かな海が広がる気仙沼市潮見町で昭和33年に創業しました。東日本大震災ですべてを津波で流されましたが、現在は岩手県一関市に工場を移して再建に励んでいます。
創業から63年間、ただただお客様の「おいしい!」笑顔を見るために真摯に麺づくりと向き合ってきました。

東日本大震災の被災から現在まで沢山の人に温かい応援をいただき、今日も元気にしています!
丸光製麺といえば、天ぷらうどん!

地元・気仙沼の皆さんにとって丸光製麺と言えば『天ぷらうどん』なんです。

地元はもちろん、百貨店の物産展でも大人気です!

手間を惜しまない丁寧な手仕事が生み出す深い味わいと、創業当時から変わらないレトロなパッケージが目印の天ぷらうどんは、自家製の天ぷら・つゆ・七味唐辛子がセットになっています。
地元の食料品店で取り扱いのないお店は無いほどに定番で、気仙沼では家庭の味として長く愛されてきました。
ファン曰く、「見るだけでお腹が鳴るうどん」と嬉しい声も頂戴しています

新たな看板商品”はっと”誕生!

この美味しいうどんから新たな商品として考えたのが『うどん屋さんのはっと』です。
”はっと”とは小麦粉に水を加えて練り、熟成させて薄く延ばした生地をゆであげる東北地方の郷土料理です。

けんちん汁のように野菜や肉と煮込んだり、お鍋に入れたりと様々な具材と合わせてお楽しみいただけます。 他にもピザやグラタン、炒め物にハンバーグ、冷製つけ汁など幅広くお料理に使える万能食です!
当店では、うどんを作る時に出る端材を詰めて商品化できないかと考えたのが始まりでした。

↑全部”はっと”を使ったお料理です!なんでも美味しく出来ちゃう”はっと”の魔法

ですが、気仙沼では”はっと” は家で手作りするのが当たり前とされていた当時。「売れるわけがない!」と大反対されました。
でも…「絶対に美味しい、どうしても商品化したい!」
そう思った私は、工場が閉まってから夫である社長と二人でパック詰めしてパッケージも手作りで販売を開始しました。すると、売れないと言われていた”はっと”が飛ぶように売れ始めました!

一人暮らししている人や作り慣れていない若いお母さんたち、そして作るのは面倒だけど”はっと” を食べたいと思うご年配の方に需要があったのです。

料理苦手な方も安心!当店の”はっと”は麺つゆ付き!さっと茹でるだけの簡単調理♪

ふと思い出したのが、一昔前の「ペットボトルのお茶なんて売れるわけない!」と言われていた時代。
今でこそお茶はペットボトルに入ってるのが当たり前の風景になりましたが、一昔前はお茶=急須で入れるのが当たり前でした。でもペットボトルのお茶を開発した人たちも今の私と一緒で、手軽で美味しいものを届けたい一心だったんだろうなと勝手に共感していました。
この”はっと” にもペットボトルのお茶と同じように、気仙沼の郷土料理を全国各地でお手軽に楽しんでもらえる=日本の食卓の当たり前になる可能性があると感じています。

タレント・司会者とマルチに活躍される気仙沼出身の生島ヒロシさんも大絶賛!

手ちぎりの生地断面が旨味を蓄え、もっちもちの食感を生み出します!

最初はうどんの端材で作っていた”はっと”でしたが、現在は薄く伸ばしたうどん生地を刃物を使わずに全て手ちぎりしています。この手ちぎりしている事で断面がギザギザになり、味が染