株式会社JouZoの住友まさのりです。
たくさんあるプロジェクトの中から、
当プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。
早速ですがこの度、
地元徳島県阿南市にマイクロブルワリー『JouZo BEER BASE』を開設することとしました。
2021年夏のオープンに向け、改装工事、酒類製造免許申請を進めています。
その過程で浮き彫りになった、
”すだち農家さん”の抱えているコロナウイルスによる問題解決のためのプロジェクトです。
ご支援よろしくお願いいたします。
徳島県阿南市生まれの39歳です。
大学卒業後、製薬会社に就職しました。
サラリーマン時代に修了した経営学修士課程の学びから、地方で起業したいという想いになり14年間勤めた会社を退職し、広島県呉市大崎下島の地域おこし協力隊に就任しました。
地域おこし協力隊時代に瀬戸内に浮かぶ島の魅力をクラフトビールを通して発信する事業、『とびしまビールLAB』を立ち上げました。
次のステップとして、地元の魅力もクラフトビールを通して発信したいと想い、2020年『株式会社JouZo』を創業しました。今夏『JouZo BEER BASE』という名のマイクロブルワリーを開設します。
現在は『とびしまビールLAB』と『株式会社JouZo』の代表をしています。
『JouZo BEER BASE』では阿南市の特産物を中心に地域で採れたものを使ったクラフトビールを造っていきます。
店舗はガラス越しに醸造室が見えるように設計しています。醸造設備や作業風景を見ていただけるようにしました。
また、タップルームも構え、出来立てのクラフトビールを楽しんでいただけるスペースも準備しました。
『会いに行けるブルワリー』をコンセプトに地域の方、ビール好きの方、観光で訪れた方が集える場としたいと思っています。
徳島県はすだちの収穫量・出荷量・消費量が群を抜いて全国1位です。
徳島県人は何にでも”すだち”をかけて食べます。
この徳島を代表する特産物である”すだち”を『JouZo BEER BASE』の初仕込みに使おうと決めていました。
知り合い伝いにすだち農家さんを紹介してもらい、初仕込みに大切に育てた”すだち”使わせていただけないか相談しました。
しかし、その場で聞いた話はコロナウイルスによるすだち農家さんの被害状況でした。
大きく被害は2点あると教えていただきました。
1.出荷金額の減少
実際に数字を拝見すると、コロナ前と比べると半値以下になっている月が散見されました。
2.取引店舗の減少
”すだち”を使う料亭や飲食店が営業を自粛しているため取引量が減少したり、全くなくなった先もあるとのことです。
使われなくなった廃棄予定の”すだち”を見せてもらいました。
全く品質には問題が無いのにもったいなく、サスティナブルでないなと感じました。
せっかくだったら、この味にも品質にも問題の無い”すだち”を仕込みに使わせていただけないかと相談したところ快く快諾いただきました。
帰宅後早速、試しにいただいた”すだち”を食べました。
すごいですよ、この”すだち”。
果汁がたっぷりで、果皮には高い香りが凝縮されていました。
これは美味いビールができると確信しました。
皆さんにお届けするリターンは、この”すだち”を使った『JouZo BEER BASE』の1stバッチを予定しています。
皆さまからのご支援はクラフトビール醸造のための原材料費(麦芽、ホップ、酵母、すだち等)に大切に使