ゴミゼロを目指すMURAづくり?!地域内循環のロールモデルをつくりたい!

ゴミゼロを目指すMURAづくり?!地域内循環のロールモデルをつくりたい!
どんな人でも楽しく無理なく取り組むことができる「環境にも人にもやさしい生活」とは? それを共に考え実現する場として「MURA」をひらきます。一人ひとりの「得意」を持ちよることで、ゼロウェイストや地産地消などの良き地域内循環を生むことができるはず。日本最古の器の生産地に次世代のMURAを誕生させます!

プロジェクトページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

大阪府堺市にある泉北ニュータウンに住みながら、公私共にまちづくりを生業としている甚田知世(ジンタトモヨ)です。現在、肩書きでいうと、株式会社Add Wallという塗装屋でのCSRと一般社団法人Reの代表理事を担っています。また、このまちに引っ越しをしてすぐの2017年より、市民活動として『まちの未来を育む読者参加型マガジン「RE EDIT」』を立ち上げ、現在も仲間たちと共に活動を継続しています。

3号目の発刊記念ピクニックにて編集部メンバー達と。左から岡本・中間・佐本・甚田・山田・掛橋

今回のプロジェクトをはじめるキッカケとなった『RE EDIT』の取り組みについて紹介させてください。

誰もが平等に「好き」や「得意」を活かして暮らせる社会

『RE EDIT(リ エディット)』は、SDGs(持続可能な開発目標)を軸に、大阪府堺市に位置する泉北エリアに所縁のある「ひと」を題材にしたドキュメンタリー雑誌です。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)という概念が当たり前になる社会に貢献することを目的に、まずは自分たちの住む地域から、共に行動する人を増やしていこうと2017年から始めた雑誌プロジェクトです。

2019年3月発行の創刊号「泉北を彩る人たち」(左)
2020年3月発行のvol.002「場所に集う人たち」(右)

年に1度の発刊を目指して、毎回クラウドファンディングで印刷費を創出し、誰でも参加できる オープンミーティングで制作過程を公開しながら雑誌を作っています。 また、楽しみながら参加できるまちづくりのコンテンツとして、さまざまなイベントも行っています。

子どもと一緒に廃材で仮装アイテムづくり「ECO de HALLOWEEN」 2020年10月イベント出店

何度も使えるエコラップ「ミツロウラップづくり」  2019年12月イベント主催

環境問題への取り組みとしてメニュー開発した「ヴィーガンスープ」 2020年イベント出店

今年4月には、コロナ禍の「いま」をたくましく生きる人たちの記録をまとめた番外編『RE EDIT NOW』を発行することができました。

2021年4月発行vol.003『RE EDIT NOW』

この雑誌プロジェクトはいわゆるボランティア活動ですが、集まったメンバーの「好き」や「得意」を 貢献し合うことで、毎年1冊の雑誌を作り上げています。

また、雑誌をご覧になった方が掲載されたお店を訪ねてくれたり、泉北へ引っ越してきてくれたりと、さまざまな出来事が生まれています。 『RE EDIT』の活動を通して、自分たちから行動することで良い循環が生まれていることを実感。もっと多くの方々に関わってもらうにはどうすればよいかを考え始めました。

たどり着いたのが「MURA」づくりです。これまでの4年間は、編集室を持たずに活動してきましたが、雑誌から飛び出し「地域内循環の仕組みづくり」にチャレンジするため、昔ながらの「村」をお手本に構築を進めてきました。

このご時世に逆行してる?MURAづくりが目指すもの

2020年新型ウイルスの流行により、一変した社会の中で、
「個々がさまざまな視点から情報を得て、どれを選択していくのか?」
その小さな選択の積み重ねが現状をつくり、そして未来をつくっているということを感じずにはいられませんでした。

以下の4つの軸が、私たちのMURAづくりにおける選択のキーワードになると考えています。

1.健康長寿の秘訣=