はじめまして、こんにちは。
はじめまして。本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。 TRPGやボードゲームが大好きな一児の父、「ふろんちあ」と申します。
もしかするとクトゥルフ神話TRPGの拙作、
「おキツネさま」や「楽園パラノイア」でご存知の方もいるかも知れません。
そんな私が、2021年8月頃を目処に、東京都文京区春日駅前にボードゲームスペースを開業いたします。
それも、キッズスペースのあるボードゲームスペースです。
どうして?
アナログゲームが好きな自分にとって、ボードゲームカフェ・スペースを開業することは長年の夢でした。
とはいえ、一児の父にして全く業界の異なるIT企業に勤める自分にとって、
それはいつか遠い将来のことのように想っておりました。
しかし、2021年4月に状況が一変。コロナ禍により、勤めていた会社の東京事務所が閉鎖となり、退職を余儀なくされたのです。
退職決まる少し前から、池袋のボードゲームカフェLoungeROSA様で空き時間を見つけては臨時スタッフとして働かせていただいており、その経験と自己資金を元手に、このたび開業を決意するに至りました。
そもそもボードゲームとは?
ボードゲームとは、将棋や人生ゲームを代表とする、ボード・コマ・サイコロ・カード類を使ったアナログゲームの総称です。ここ数年で日本でもかなり人気が高まっており、モノポリー・カタンの開拓者たち・人狼ゲーム・クトゥルフ神話TRPGと言ったアナログゲームを動画サイト等でご覧になった方も多いかと思います。(厳密には人狼やTRPGはボードゲームとは異なりますが、だいたい同じものです)
ドイツボードゲームの定番:カタンの開拓者たち©株式会社ジーピー
欧米では家族・友人同士が家に集まってボードゲームで遊ぶことが多く、特にドイツではメジャーで、毎年数百を超える多種多様なボードゲームが販売されています。そして、ドイツ・ユーロ圏で人気を博しているボードゲームの多くは「知識」「計算」「感性」「予測」「確率」「交渉」「経営」といった数々の知的要素を兼ね備えています。
また、ボードゲームはデジタルゲームとは違いプレイヤー全員がルールに則ってゲームを進行する必要があるため、小さな子供にも「順番を守る」「ルールを守る」 と言う概念が自然と身につき、更に「勝つ成功体験」「負ける失敗経験」をゲームを通じて疑似体験することで、社会性や精神的な成長につながることが認められ、昨今ではボードゲームで子供の感性を育てる「ボ育」や「ボ育て」 といった言葉が生まれるほどです。
何より、ボードゲームの最も面白いところは、人と人が対面して遊ぶと言うことです。
ボードゲームの良さは、とても楽しいだけでなく、楽しんでる人の顔を直接見れること、会話がはずみ、まるで公園に集まる小学生のように、大人でもその日あったばかりの人同士が仲良く遊べる、コミュニケーションツールでもあるということだと思います。
キッズスペースをつくりたい理由
2021年4月、私の息子は 1歳を迎えました。
息子の産まれた去年の今頃、それは東京で初めて緊急事態宣言が発令された時期です。
当時、様々なリスクを考慮した結果、私は一年間の育休を取ることにしました。
慣れない育児に悪戦苦闘しつつ、この一年間はたくさんのことを経験させてもらいました。
そして、子育ての難しさがどれだけ環境に左右されるかを知ったのです。
子供と遊べるスペースがどれだけ少ないか。
おむつ替えのできるトイレやバリアフリーの場所がいか