【緊急食糧支援】インド・ハンセン病コロニー約1,400世帯への支援

【緊急食糧支援】インド・ハンセン病コロニー約1,400世帯への支援
インドにおける新型コロナウイルス感染拡大は日本でも連日報道されるほど、状況が悪化し続けています。特に、農村地域の貧困層は仕事がなくなり、毎日十分な食事を得ることができず、水で空腹を凌ぐ人もいるほどです。そんな人々に、わずかでも栄養のある食料を配給します。

 こんにちは!NPO法人わぴねすです。

私たちは西ベンガル州にあるハンセン病コロニーの自立支援を行っています。

現在、新型コロナウイルスのパンデミックにより日々の食事にありつけなくなったコロニーに住む人々に対して食糧支援を実施しています。

現地の状況は非常に深刻で、私たちだけの力では支援を行うことができないため、クラウドファンディングにて応援を募ることにしました。

 コロニーに住む人々は現在、パンデミックの影響で日々十分な食事を取ることができていません。この1年以上、状況は悪化するばかりで、貯蓄はそこをつき、食事の質もどんどん落ちており、体調を崩す人も多く出てきています。

 インドでは爆発的に感染が拡大する中、コロニーに住む人々も日々感染への恐怖を抱えながら暮らしています。現在は再度ロックダウン(都市封鎖)が政府から出され、仕事をすることもできず、日用品の流通も一部停止しているようで品物不足による物価の上昇が農村部では見られます。

 彼らが少しでも栄養をつけられるように、一週間でも、1ヶ月でも長く健康でいられるように、以下の内容で支援を実施します。一人でも多くの人の健康、命のためにご支援をお願いいたします!

支援対象:西ベンガル州のハンセン病コロニーに住む1,400世帯
(インド西ベンガル州には合計35のハンセン病コロニーがあります。どのコロニーも状況は同じように酷いなか、これまで団体の経済的な制約により支援を実施できていない全コロニー・世帯を対象にしています。)

支援内容:1世帯700円の支援キット(支援内容は資金の使い道をご覧ください)

700円で1世帯を支援することができます。

 昨年から猛威を奮っている新型コロナウイルス。インドでの感染拡大については、日本でも連日報道されています。農村部の状況について報道されることは少ないですが、昨年から断続的に行われているロックダウンによって職を失ったり、収入が減ったことで、日々の食事がままならない人が多くいます。

 主に農村部に位置するハンセン病コロニーの人々は安価で手に入るお米ばかり食べており、栄養状態はとても深刻です。パンデミック第二波の襲来や、ロックダウンの長期化により経済面での状況が悪化し、水で空腹を満たさざるを得ない人も多く出てきてしまいました。このような栄養が不十分な状態では、新型コロナウイルスへの不安だけではなく、栄養失調の深刻化や他の感染症にかかってしまうリスクも非常に高くなってしまいます。

  私たちが活動している「ハンセン病コロニー」は、ハンセン病に対する差別により故郷を追われた元患者(私たちは快復者と呼んでいます)と、その子供・孫世代が暮らす村です。インドではいまだにハンセン病に対する差別が根強く残っており、多くのハンセン病コロニーが周辺社会から孤立しています。そしてそこに住む人々は、いまだに続く差別と偏見の中で、非常に苦しい生活を送っています。

 昨年、2020年7月にも、食糧支援のためのクラウドファンディングを実施し、218名の方から総額706,600円の支援を頂きました。その後、頂いた支援金と団体プール金を使用して、合計28コロニー、1,472世帯への支援を実施することができました。

 その後、一旦は就労状況が改善し、感染拡大も落ち着いたように見えるなど、事態の回復が見込まれました。しかし、現在インドを襲っている第2波により、コロニーの人々の生活は再び苦しい状況に陥っています。さらに西ベンガル州では、 3月下旬から5月上旬にかけて行われた州