はじめに・ご挨拶
防長史談会 山口県本部 山口支部では『郷土の歴史を未来へ』と、次世代に歴史を語り継いでいくための活動を行っています。
山口県は三方を海に囲まれた本州の西の端に地域制もあり、大きな転換期の舞台となり、多くの歴史ある史跡がございます。その史跡を次世代に引き継ぐことが、現代を生きる者の使命と考えております。
プロジェクトを立ち上げた背景
当支部で行っております。『四境戦争 小倉の戦い 長州奇兵隊 戦没者慰霊祭』は、多くの戦死者が双方に出ました『赤坂の戦い』において、奇兵隊士の遺骸を、熊本藩や小倉の市井の方々が手厚く埋葬して下さり、現在まで『奇兵隊墓所』として遺して下さっています。
明治2年に国有地となり、その155年の時間の経過で墓所は荒れ墓石も今にも倒れそうなものもあるのを見るにつけ、「何とか遺さなければ」と思い、福岡財務支局小倉出張所に願い出たところ、墓所の清掃と墓前法要の許可を頂くことが出来たことから、2年前より墓前法要を行っております。
しかしながら、当会は営利団体ではございません。多少のご賛助を頂いてはおりますが、ほとんどを会員の手弁当で行っているのが実情です。このままでは続けていくことも難しいと考え、広く皆様にご賛助頂けたらと、このプロジェクトを立ち上げました。
これまでの活動
防長史談会 山口県本部 山口支部では、「故郷の歴史を未来へ」をモットーに、まずは楽しく歴史を学べる機会をと『防長卓話会』を年に数回行っております。また、史跡や街道を巡るフィールドワークを行うなど、楽しいイベントを企画して実行しております。
資金の使い道・実施スケジュール
実施スケジュール
2021年7月15日(木)…クラウドファンディング終了
2021年7月17日(土)…『奇兵隊墓所』清掃作業
※悪天候の場合の予備日2021年7月19日(月・祝)
2021年7月24日(土)…『四境戦争 小倉口の戦い 長州奇兵隊 戦没者慰霊祭』開催
2021年7月末日まで…(2022年・益次郎さんカレンダー以外の)お礼状など発送
2021年8月初旬…福岡財務支局小倉出張所へ報告書提出
2021年11月初旬…『2022年・益次郎さんカレンダー』の返礼品発送
資金の使い道
墓前法要に掛かる費用(導師、脇導師、お供え物代、花代など)…約5万円
清掃作業に掛かる費用(交通費、ボランティアの方々へのお茶代など)…約1万5千円
法要当日の交通費…約1万円
関係各所への礼状などの通信費…約5千円
お知らせなどの印刷物…約5千円
返礼品(リターン)の作成費用(製作費、送料など)…約4万5千円
手数料(クラウドファンディングへの支払い)…約4万円
リターンのご紹介
ご賛助を頂きました皆様には、当支部の支部長:松前了嗣のオリジナルイラスト『益次郎さん』『木戸さん』のカレンダー、クリアファイル、タオルハンカチなどのオリジナルグッズや、当会『防長史談会紙(非売品)』をお送りしたいと存じます。
最後に
全国にある史跡の保存には皆様もご苦労されていることと存じます。歴史好きの皆様が訪ね歩く史跡は地元の方々などが手弁当で保存されているところも大多数です。
このプロジェクトを成功させることで、多くの史跡保存の活動にクラウドファンディングの活用も
視野に入れて頂けるようになるのではと思います。
皆様のご賛助が史跡保存の一助となります。どうか、ご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトは