◆はじめに
はじめまして、藤坂大空(ふじさか たく)と申します。大学3回生です。
今は大学に通えていますが、中学生の頃は不登校でひきこもりでしたした。中学1年生の3学期頃から徐々に学校を休みがちになり、それを繰り返しているうちに不登校になって約2年間家にひきこもっていました。
このプロジェクトを始めようと思ったのは、引きこもり生活を続けている中で「ひきこもりに悩む人がお互いに相談し合えるウェブサイトがあったらいいな」と思ったことがきっかけです。
今回のプロジェクトで作るサイトはこんな感じにする予定です。
私はいくつかのウェブサイトの運営をしているので、サイト運営の知識があります。この知識を活かして『ひきこもりQA』の運営をしていきます。
少しでも興味を持っていただけましたら最後まで読んでもらえると嬉しいです!
◆ひきこもりの現状について
「ひきこもり」とは:様々な要因の結果として社会的参加を回避し、原則的に6か月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態のことを指します。
ひきこもりは「準ひきこもり」と「狭義のひきこもり」に分類されます。
①準ひきこもり:普段は家にいるが、自分の趣味に関する用事のときだけ外出する。
②狭義のひきこもり:普段は家にいるが、近所のコンビニなどには出かける。自室からは出るが家からは出ない。自室からほとんど出ない。
ひきこもり(15~39歳):推計54.1万人
ひきこもり(40~64歳):推計61.3万人
現在、日本で引きこもり状態にある人は100万人を超え、人口の約1%に相当します。40歳以上でひきこもり状態にある人も非常に多いのが現状で、最近では80代の親が50代の子どもを養い、社会から孤立して困窮している ケース(8050問題)が増加傾向にあり深刻な状況です。
上の図は、「ひきこもりの年齢別の割合」を示した円グラフです。25~29歳と60~64歳の割合が比較的高いですが、突出して多い年齢層はなく全体に分散しています。ここから分かるのはひこもりは全世代共通の問題であり、誰もが向き合うべき問題であるということです。
※内閣府の調査『長期化するひきこもりの実態』に詳細なレポートが載っています。
◆『ひきこもりQA』を立ち上げようと思ったきっかけ
冒頭でも書いた通り、私は中学生の2年間不登校で家にひきこもっていました。この頃は人と関わるのが辛かったので、ひきこもり相談所やスクールカウンセラーなどに相談することができませんでした。
”対面で”話さなければいけないのが嫌だったことを覚えています。
そんな当時の私にとって一番身近な存在はインターネットでした。
しかし、ネット上には”ひきこもっている人同士が交流できる場所”というものがなく、
「気軽にひきこもり同士が交流できたり、相談し合えたりできるサイトがあったらいいのにな…..」
と思っていました。
これが『ひきこもりQA』を立ち上げようと思ったきっかけです。
ひきこもり当事者・家族にとって地域コミュニティや相談窓口などは対面する必要があるので気軽に相談しくいですが、”ネット上”であれば比較的気軽に悩みを相談できます。
そして、ネット上で相談できて繋がれる一番良い方法を考えた結果、「ひきこもりの人向けのQ&Aサイト」という結論に至りました。Q&Aサイトであれば引きこもりの方や家族の方でも気軽に悩みを相談でき、ちょっとした繋がりを持つことができます。
他のQ&Aサイトと同じだと感じるかもしれないですが、ひきこもりに特化しているという点