はじめに・ご挨拶
本ページをご覧いただきありがとうございます。
まず初めに、私たちが設計・製作した、24時間飛行実証に向けた機体の初飛行動画をご覧ください。
本プロジェクトは、20~30代の技術者たちが有志で集まったチームです。
資金は完全に個人の持ち出しであり、栃木県の一軒家を借りて、そこを活動拠点としています。
「日本記録を打ち立ててやろう」という声に共感した若手技術者たちが集まり、日々の仕事を終えた後、みんなで設計・製作・試験・データ解析作業に取り組んでいます。
ソーラー飛行機とは
ソーラー飛行機を含む無人飛行機は、上空からの環境調査、通信プラットフォームとしての利用などを目的とし、広く研究開発が行われています。
飛行時間が長いほど様々なミッションをこなせますが、小型の飛行機(数キログラム程度)に搭載されるバッテリーでは、数時間程度の飛行が限界と言われています。
そこで、太陽光発電を利用したソーラー飛行機は、理論上半永久的に飛行することが可能であり、様々なミッションを想定した長時間飛行への期待が寄せられています。
このプロジェクトで実現したいこと
50kg以下の無人ソーラー飛行機による、24時間連続飛行を達成します。
プロジェクトをやろうと思った理由
50kg以下クラスの航空機では、2015年にスイスのチューリッヒ工科大学の研究チームが、81時間連続飛行という世界最長記録を樹立しました。
※上記の81時間連続飛行はあくまでチューリッヒ工科大学メンバーで達成した偉業であり、当団体と直接の関係は一切ございません。参照元:https://www.atlantiksolar.ethz.ch/index.html%3Fp=670.html
しかし、自分らの住む日本では世界記録はおろか、昼夜間全日飛行(24時間飛行)を達成した記録すら無いと知りました。
ならば、まず自分らが日本初の24時間飛行記録を打ち立ててやろう、と思い至りました。
これまでの活動
(1)翼幅2mのサブスケール機の飛行試験
本番機と同様の構造で、翼幅2mのサブスケール機を製作しました。これは、実際に自身らの手を動かして物を形にすることで、本番機を作る際の製作ポイントや課題点を明らかにすることを目的としています。これを行うことで、構造材料や、主翼ー胴体結合部の構造を見直す必要があることが明らかになりました。
(2)翼幅5mの本番機の飛行試験
サブスケール機の課題点をふまえ、本番用の機体を製作しました。まずは飛行機としての完成度を確認するために、この時はソーラーパネルや高出力のバッテリーは搭載していません。
メンバーも増え、2020年10月に初飛行(冒頭の動画)までこぎつけることが出来ました。
資金の使い道
活動拠点の家賃と、必要物品(太陽光パネル、バッテリーなど)の購入に利用させていただきます。
リターンについて
応援して頂けた皆様が、共にこのプロジェクトの達成を感じられるようなお礼を考えております。
◆お礼のメール
支援者の皆様には、プロジェクトの進捗状況と飛行試験のお写真を添えて感謝のメッセージを送らせていただきます。
◆限定公開動画の配信
24時間飛行チャレンジ当日の模様を、動画を通じてお伝えいたします。
◆協賛者名の掲載
感謝の意を込めて、支援者の皆様のお名前を、ホームページや飛行試験動画に掲載させていただきます。備考欄に掲載するお名前をご記入ください(掲載を希望しない場合は、「掲載不要」とご記入ください)。
◆記念品(機体模型クリスタル