はじめに
こんにちは。シニア向けオンライン・コミュニティ「六月の村」代表の坂本那香子です。
コロナ禍で立ち上がった「六月の村」は、日本全国だけではなく、世界各地に住む日本人シニアとともにオンラインでのコミュニティを育ててきました。この活動を継続し、例え何歳になっても「繋がりたい」「伝えたい」「学びたい」という気持ちを諦めなくても良い社会を実現するという「六月の村」が掲げるビジョンを達成するために、みなさんの応援をよろしくお願いします。
挑戦の背景
1.コロナ禍だからこそ。シニア世代のオンラインフェス開催へ
世界的に広がった新型コロナウィルス感染拡大の影響によって、各地の集いの場も縮小や閉鎖を強いられる状況が続いています。そのような状況の中、高齢者が認知症やロコモティブシンドローム(ロコモ)、フレイルなどに陥る危険性の増加が強く懸念されています。
その中で、
「実は、高齢者こそオンラインと相性がいい」
「オンラインなら、寝たきりになっても施設に入っても世界と繋がれる」
「お守りがわりにZoomをダウンロード」
を合言葉に、シニア向けオンラインコミュニティ「六月の村」では、2020年11月3日(火)文化の日に第1回シニア世代のオンライン・フェスティバル”Happy Aging!”を、更に第2回を2020年12月5日(土)に開催しました。
それぞれ、第1回はのべ185名、第2回は309名にご参加いただきました。
第1回フェスは、朝9時、ニューヨーク在住の旅先案内人が北米、アフリカ、ヨーロッパで暮らした経験を豊富な写真を交えてご紹介するプログラムで始まり、夜9時にオーストラリアのパースから日本人ガイドがご案内する世界で一番幸せな動物クオッカに出会うオンライン旅行で幕を閉じました。
さらにパワーアップした第2回フェスでは、プログラム提供者がロンドン、スイス、フィリピン、沖縄、八丈島と幅広い地域から集い、参加者の居住地も多岐に渡りました。
夕方以降の時間帯では、時差により、参加者の半数以上が、ロンドン、スイス、ドイツ、ベルギーなどにお住まいの日本人シニアでした。
スイス、英国、米国等、世界や日本各地からのボランティアスタッフ・参加者と笑顔で記念撮影
参加者からは
「このイベントに参加して初めて、本当に世界と自分は繋がっているんだと実感した」
「自分の未経験の事に触れる機会になった」
「行ってみたいと思える場所ができることは生きる目標のようなものが増えることにつながる」
など熱心な感想が寄せられました。
2.フェス内容を充実させ、より多くのシニアと「ともに」楽しみたい
さらなる開催を、との多くのリクエストにお応えして、第3回のシニア世代オンライン・フェスティバルは、2021年5月8日(土)、9日(日)の両日に行います。世界中に暮らす日本人シニアをつないで、34時間の連続開催を予定しています。
シニアの「ために」ではなく、シニアと「ともに」を目指して活動を続ける「六月の村」が目指す世界観を、より多くのシニア世代に届けるための資金獲得を目指して、第3回のフェス開催最終日5月9日母の日に目標を設定し、クラウドファンディングにチャレンジします。
クラウドファンディングで実現したいこと
集まった資金は、「六月の村」の運営費や人件費に活用します。
1.みんなで育てる「六月の村」へ
・現状と課題
シニア向けオンライン・コミュニティ「六月の村」は、世界と日本の各地にいる約20名のボランティアスタッフの協力のもと、全てのイベントを無料で