<みなさまへのご挨拶>
私達、公益社団法人岡山青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を目的とし、岡山に住み暮らす人々や子供達の笑顔のために活動を続けてまいりました。
具体的な活動としては、岡山を代表する夏祭り「うらじゃ」の企画運営や冬の風物詩となっているイルミネーションイベント「MOMOTAROH FANTASY」です。
最近の事業では日本三大庭園である後楽園に「桃ボート」を設置したり、キッズビジネスパークなどの地域貢献事業を行ってまいりました。昨年は新型コロナウィルス禍において、感染拡大防止と社会生活の両立を目指し、「ドライブインシアター事業」や「どらいぶ♡するー」事業なども企画運営いたしました。
2020年 MOMOTAROH FANTASY
夏祭り「うらじゃ」、ドライブインシアター事業「どらいぶ♡するー」
前回のCF【いけだどうぶつえん活性化プロジェクト】
<プロジェクトの背景>
現在、岡山駅のシンボルになっている桃太郎像の歴史をお伝えしたいと思います。
桃太郎像が岡山駅に設置されたのは、1960年11月18日、岡山青年会議所が創立10周年の記念事業として大本組、岡山いすゞ自動車のご協力のもと岡山駅へ寄贈されました。
その後、1971年5月に岡山西ロータリークラブが新しい桃太郎像を寄贈し、現在ではこの桃太郎像が岡山駅前広場に飾られ多くの人から愛され続けています。現在、岡山駅にある桃太郎像は2代目にあたります!
新しい桃太郎像が寄贈されたことを受けて、岡山青年会議所が寄贈した初代桃太郎像は時折展示され人前に出ることはあっても行き場をなくしてしまい、現在では岡山駅の地下倉庫にしまい込まれています。
せっかくの初代桃太郎像が50年も倉庫に。
岡山駅には桃太郎像という、岡山駅のアイコンともいうべき存在だった初代桃太郎像にもう一度光をあてたい。50年の歴史を経て、再度初代桃太郎像に活躍してもらいたい、桃太郎空港のシンボルになってもらいたいという願いから今回のプロジェクトが立ち上がりました。
今回のプロジェクトをきっかけに、JR西日本岡山支社から岡山青年会議所へ返還、その後岡山県を通じて岡山桃太郎空港へ新たな寄贈を行います。
初代桃太郎像
<プロジェクト概要>
今回のプロジェクトを通じて、初代桃太郎像を岡山の空の玄関口でもある岡山桃太郎空港へ移設・寄贈をいたします。
岡山桃太郎空港移設予定場所
岡山桃太郎空港には桃太郎の名前にまつわるものがありません。新たなシンボルとして“初代桃太郎像”を設置することで、「桃太郎のまち岡山」をアピールすることにもつながり、初代桃太郎像の新しい活躍の舞台にもなります。
私たち岡山青年会議所は2021年度「SPIRAL OF PLUS ~輝く運命を切り拓け!~」をスローガンとして掲げています。郷土おかやまを活性化させる地域貢献事業を通して地域の魅力を発信していき、「プラス」のスパイラルを巻き起こすことで、地域資源の魅力をさらに輝かせ新たな価値を生み出し、岡山のまちの永続的な発展に繋げたいと考えております。
『岡山=桃太郎』
これは周知の事実であり、空の玄関口である岡山空港においても、岡山駅と同じように桃太郎に触れてもらえ、たくさんの方に桃太郎像と記念写真を取ってもらえるようなワクワクする場所を創造いたします。
日本三名園 岡山後楽園
岡山青年会議所2021年度ロゴ
<資金の使い道・スケジュール>
今回、皆様からご協力いただいた資金を用いて、初代桃太郎像の修復や移設、設置場所の基礎ならびに周辺工事、夜間のライトアップなどにかかる費用に充当いたします。
岡山県や岡山空港ターミナル株式会社のご協力があり、場所は確保することができましたが、何トンも台座や銅像を移設するには工事を行う必要があります。
また当クラウドファンディングのシステム手数料として10%を調達資金からお支払いをいたします。
岡山桃太郎空港移設予定場所
<岡山が誇る現代美術家も協力>
今回のプロジェクトには岡山県出身で世界でも活躍する現代美術家「笹田靖人氏」にも無償でご協力をいただいております。駆け出しのころに仕上げたとても想いの詰まった一枚をご提供いただきました。
桃太郎も描かれているこの作品を初代桃太郎像の背景としてラッピングいたします。
○プロフィール
笹田靖人
1985年 岡山県生まれ。0.3ミリペンを使い細密画を描く現代美術家。
発想力と技術力から生み出される独創的な画には、誰も真似できない圧倒的なパワーが込められている。
また「画家」という枠に収まらず、2014年秋冬のパリコレではファッション・ブランドYohji Yamamotoとのコラボレーションを果たし、世