はじめに・ご挨拶
創健整体治療室の佐藤です。この度、30年間の治療経験から誰でも3秒で全身の骨格が整うPSラインアクセスを開発しました。この療法を皆様の健康維持に役立てて頂きたく、2年前に電子書籍として出版しましたが、多くの方に書店で買える本にして欲しいとの要望があり、新たに加筆した原稿の自費出版の為の資金が必要となり、皆様にご支援をお願い致したくプロジェクトを立ち上げました。
コロナ禍の中、今は出来ませんが、落ち着きましたら出版された書籍を教科書として多くの希望者の方達に指導し、不調を訴える前に自分自身や友人や家族同士で、お互いの体をチェックして頂いてその日の偏り疲労を取り除いて日々の健康維持に役立てて頂きたいのです。短い期間の募集ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
PSラインアクセスとは
PSラインアクセスのPSとは、図で示すように頭の頭頂部から左右の耳の方向に走っている一次運動野(Primary motor area)と体性感覚野(Somatosensory cortex)を英訳した頭文字をとりました。その一次運動野とは、意識的に動かすことのできない内臓の筋肉以外の意識的に動かすことのできる手足の筋肉などのような随意筋の運動指令を司っています。また体性感覚野とは、内臓と脳以外の感覚器官である目による視覚、耳による聴覚、舌による味覚、皮膚による触覚などの感覚を司っています。
そのPSラインアクセスの方法は、まずバランスチェックと言って自分または相手の体の各ポイントを直に手で触ることにより、体の歪みを脳に自覚させることから始めます。そして脳が自覚したところで、頭蓋骨の上から随意筋の運動指令を司っている左右の一次運動野と内臓と脳以外の感覚器官を司っている左右の体性感覚野のラインを中指で2~3回軽く撫でて刺激を送るのです。頭蓋骨の上からでも十分皮膚から触覚が伝わっています。ただしPSラインから完全に外れた所からのアクセスでは効果は得られません。PSラインアクセスを続けることにより頭蓋骨が整うだけでなく、体のあらゆる関節の歪みも整い、整った状態をキープすることが出来ます。そのことにより、肉体的なバランスのみならず精神的なバランスも整えることができます。また頭部はデリケートなので、その調律は強制的なものであってはなりません。直接2~3秒軽く頭皮に触れることにより、十分な効果をもたらすことができます。それは強制ではなく、体自らバランスを整えますので副作用はありません。
※但し歪んだ状態が長く、各関節の強張りが強く柔軟性が乏しい状態の場合などから、効果には個人差がございますことを予めご了承ください。
PSラインアクセスの方法
PSラインアクセスの姿勢は、仰臥位(仰向け)でも伏臥位(うつ伏せ)でも可能ですが、基本的には正座か椅子に座って行います。そして、アクセスは中指で行います。まず両方の中指の指紋部を重ねて、頭頂部のツボで言う百会に当てます。あとは、左右の中指でPSラインである左右の耳の付け根まで軽く2~3回なでるだけです。
アクセスが終わりましたら、先ほどチェックした結果と比較してください。変化が確認できるでしょう。 図で表している様に、まずは比較的チェックしやすい眼窩の眉間寄りを中指で、頬骨を親指の腹で軽く下から、そして同じく親指の腹で耳の下で顎の後ろにある乳様突起を下から軽く当てて左右のバランスチェックをします。バランスの崩れ(右が高く左が低いとか)がありましたら、その後アクセスをしてみてください。そ