だった私は、改めて自分の働き方を振り返る気持ちで、再び下妻を訪れ・色んな活動に参加させてもらう機会が増えていきました。
そして、以下の3つのことを考えます。まず、考えたのは
①広場をつくっただけでは、まちは変わらない
広場を作れば人が来ると思っていたけれど、新しいことにチャレンジする動機にまではつながらない。
広場で何かが起きはじめるのは、その場にいる人のふるまいが魅力的に見えたり、自分もやれるかも?と思って、チャレンジを始めるんだ。と、考えるようになりました。
そして、2つ目は、
②下妻に足りないのは、外からの目線と評価
「下妻」と聞いてすぐに「下妻物語」が思い浮かぶのはアラフォー世代でしょうか?私も、その時はまだ見ていなかったけれど「あの映画のロケ地だー」と知っているくらい下妻の名前は有名でした。
しかし、下妻という街の名はとても有名になった代わりに「何もない・北関東」の代名詞として、長らく強い印象を与えてきたように思います。(実際、映画はとっても良い映画なのですが・・・それはまた、別の機会に・・・)だから、改めて外からの目線と評価を書き換えていったほうがいい。
「中からは気づきづらい下妻の魅力を外からの目線で編集し、伝えたい!」
「見た人がちょっと憧れられるような、下妻のカルチャーとなるフリーペーパーを作りたい!」
と、そう考えるようになりました。
③フリーペーパーにこだわる
今の時代、コストをかけずにSNSなどを使って、情報を発信することはもちろん可能です。
ですが、実際に街に出て、通りゆく見ず知らずの奥様や高校生が「私の開設するSNSまでたどり着いてくれるだろうか?」とイメージした時、それは限りなく「遠い」と感じました。
だけど、フリーペーパーが駅やお店に置かれていたら、表紙ぐらいは見てくれるかもしれない。
「本当に届けたい下妻の人たちに、素敵な下妻を届けるにはフリーペーパが確実」と確信しました。
また、フリーペーパーであれば、全国各地どこにでも出かけて、自らが発信してくれます。もしかしたら、どこかの誰かは何冊か手に取って下妻を離れた家族に送ってくれるかもしれない。
このような考えから、コストをかけてでもフリーペーパーにこだわることにしました。
これまでの活動
2021年に入り、 フリーペーパーの構想はなんとなく浮かんできましたが、それを人に口で説明するのは難しい・・・そこでまずはInstagramを開設してみました。
「ShimotsumaFREEpER」のInstagramです。フォロワーさんが、活動の力になっています!Instagramの反応も良く、皆様からの応援に力を頂き自信がついてきました。そして、徐々にフリーペーパー創刊が現実化してきました。資金は自費で用意することにしました。
創刊号特集テーマは、背景にもあったように外からの目線を意識し、今の下妻を再評価するために「下妻に、気になるあの子が遊びに来たら?」に決定しました。
また、特集テーマのロケ地は、Instagramで募集した「下妻民はどこにデートに行きますか?」という、のアンケート結果から選定しています。
創刊号は下妻の風景が普段とちょっと違って見えるような写真から記事にしました。
このとっても素敵なカフェは、公式Instagramのフォロワーさんから教えてもらいました!
発行部数は、下妻の人口41,000人に対して1/5にあたる8,000部を発行することにしました。
創刊号は大変反響をいただき、市内の駅や店舗様など20か所以上に設置頂いています