オンライン俳句図書館《無料公開》をお支えください

オンライン俳句図書館《無料公開》をお支えください
オンライン俳句図書館は、俳句専門のインターネット上の図書館です。自費出版の句集を中心に、無料で公開していますが、図書館の維持管理にはそれなりの費用がかかります。また、本の電子化も無料ではありません。このまま無料公開をつづけるために、また、著作者様の負担を軽くするために、皆様のご支援をお願い致します。

はじめまして。
「オンライン俳句図書館」と申します。俳句に関する書籍を、みなさまに無料で閲覧していただく、オンライン上の図書館です。

 俳句に関する書籍(句集や俳句を織り込んだエッセイなど)は、ほとんどが自費出版です。

自費出版の本は、関係者に贈呈されることがほとんどであり、優れた内容であればあるほど、手に入れることが難しくなります。また、どんなに優れた書籍であっても、時間の経過とともに失われていくのを免れることができません。読みたくても読めないことになります。

 このことは、ある俳人がご高齢のため施設に移られた際、痛切に感じました。

その方が保管していた多くの書物が、行き場なく処分するしかないと伝えられました。それらは、俳句を知る者にとって非常に貴重なもので、廃棄するのは惜しいばかりではなく、広く公開するべき価値ある書物であることから、すべてを譲り受けることにいたしました。今、世間ではこのようなことが普通に起こっている、出版された貴重な書物が捨てられていくのだと知り、いたたまれない思いになりました。

 そこで思いついたのは、俳句に関する専門の図書館を作る、ということでした。

しかし、そうこうしているうちに、コロナのため行動が制限される事態となりました。

それならば、オンライン上で図書館を作ればいい、すでにアナログの世界がオンラインへと移行しつつあるなか、それをコロナが拍車をかけている現在において、オンライン上で本を閲覧できるシステムを作りたいと考えました。

 先ず、私たちがこだわったのは、情報は手ごろに得られなくてはならないということです。

 そのため、全書物(電子書籍)にリーダーを装着して、読者は専用のリーダーがなくても無料かつワンクリックで本を読めるようなシステムにしました。

 また、従来の歳時記をベースにして、いくつもの要素で俳句を検索できる 俳句検索システム「珈音(カノン)」も設けました。

 そしてこれらをパソコンだけでなく、スマホでも見られるようにしました。これにより、俳句会や、吟行会、旅行や散策にも、スマホ一台を携帯するだけで、これまで以上に便利に作句できるようになりました。

 ところが、リーダー装着などのシステムには、一定の維持管理の費用が必要となります。このことは目にみえない部分ですので、なかなか理解を得られないのが現状です。

図書館のアクセス数は、現在、ひと月に約18,000ほどありますが、このままではサイトの存続自体が難しくなります。
このプロジェクトで実現したいこと

 そこで、このプロジェクトに参加して、みなさまのご支援をお願いいたします。
具体的には、現在のサイトの運営費、電子書籍の作成費、さらに俳句書籍の購入費です。

 上記のように、電子書籍(epub)は、専用のリーダーがないと読むことができません。
私たちは、作成したすべての電子書籍(epub)にリーダーを装着して提供しています。この電子書籍(epub)のファイル変換は、毎月、新しく公開する図書に施すため、特殊な技術が必要となり、専門家にお任せする費用が必要となります。
 同様に、俳句検索システム「珈音(カノン)」の維持管理もお願いしています。
 これにサーバ等の費用が加わり、こちらが毎月の管理運営費です。

 そして、電子図書の作成費です。こちらは、電子入稿であれば、作成は比較的簡単ですが、未だ多くの図書は、スキャニングして校正をしてから電子化をせねばなりません。俳句は特殊な文芸ですので、まだ人力によるところが大きく、多大な手間が必