「普通の世の中」にフィットできるように徹底的に厳しく指導していくことで、
もしかしたら技術を獲得しある程度経済的にも居場所を得られるようになるかもしれません。
ですがそうすることで「二次障害」となるのではないかということ、
そこまでしないと障害児は「世の中」では生きていく権利が得られないのかという
悲しい想いもあります。
障害があってもできることがある、障害があっても居場所がある。
障害があってもなくても、それぞれみんなができること、できないことがあって、
いろんな形で助け合いながら生きていけるような世の中になって、
安心して「親亡き後」を迎えられるようにしていってあげたいと、想っています。
先日東京で行われた「The Valuable 500」の対談の中でもあった
「雇用だけではない。こんな大きな市場から背を向ける選択肢はない。同情がほしいのではない。
元々の潜在能力を、バリアーをなくすことで発揮できるようにしてほしい」
そんな世の中にしていくためには「始めることが大事」なのではないかと考えています。
はじめまして…。
私は知的を伴う自閉症スペクトラムの子を持って8年になります。
勿論、望んで障害児の母になった訳ではありません。
ですが…健常児のお子さんを育てている親御さんと同じ子育てママです。
障害児を育てていく中で、この世の中には沢山の障害を抱えながら頑張って生きている人がいる事を
知ることが出来ました。
この子を持って、今まであたりまえに出来ていた事への感謝、生きている事の素晴らしさ、
皆が違っても良い事など、人間として沢山の大切な事を教えてもらいました。
皆の違いを認め合うことが出来る未来があるならば、
障害があっても無くても皆が生きやすい世の中になるのではないでしょうか…。
今はまだ隔たりを感じる世の中に、知的に障害があっても生命力あふれる笑顔で毎日頑張っている子が
いる事をもっと知って欲しい想いが溢れ、知的障害児キッズモデルを始めました。
障害があっても決して不幸ではありません。
社会で活躍出来る場を与えて頂けたら幸いです…。
応援よろしくお願い致します。
株式会社華ひらく 代表取締役
「知って欲しい」「理解してもらいたい」
そう待っているだけでは世の中は何も変わらない。
何かを変えたければ、自分から1歩を踏み出さなければ。
そう思い、この事業を立ち上げました。
私には知的障害を伴う自閉スペクトラム症の息子がいます。
今年特別支援学校の1年生となり、少しずつ息子の将来のことを考えるようになりました。
「障害者の親亡き後問題」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
私も障害児の母として例外ではなく、しっかりと考えなくてはならない問題だと感じております。
様々な制度や生活支援もその根底には障害者への理解がなくてはできないことだと思います。
また、障害者が地域で生活しやすくなるためには、
地域の方々にも障害者のことを知ってもらうことが必要です。
障害者のことをもっと知ってもらいたい、何か私にできることはないかと漠然と考えていた頃、
内木さんのInstagramで知的障害児モデル事業のことを知り、
「障害のお持ちの方大歓迎!」という企業が日本に増えるって素敵だなと興味を持ちました。
私は看護師をしており、企画やマーケティング、広報等の経験が全くありません。
僅かな医療知識と障害児の母としての経験や想いを活かすことくらいしかできないかもしれない、
でも自分にできることはしたい、そんな思いで、
微力ですがプロボノ