な気持ちと国からの借金だけでした。
そんな時、突如降ってきた『物語』が今回の
『おとぎ話 HINATA HIKAGE BEAUTY WORLD』です。
物語第一章の冒頭の始まり部分(あらすじ)をご紹介させて頂きます。
*冒頭3ページの絵です。(仕上がりは計32枚の絵本構成です)絵はこれから皆さんと作り上げていきたいので、あえて8割程度の未完成にしてあります。また、モノクロで1線1線想いを込めて、Ipadを使って描いています。
「Hinata Hikage Beauty World 」原作/絵 かいほつよしき
ー2050年。ここはアンドロイドと人間が2分化した街「おバカランド」。
ガッシャン、ガッシャン、キーガッシャン。
おバカ博士は人類侵略を目論み毎日アンドロイドを作っては街へ送り出します。多くの人間はアンドロイドに仕事を奪われ、食べていくのに精一杯。荒廃した街に暮らす厳しい現実を送っていた。ある日、実験に失敗し片腕がない2体のアンドロイドが誕生。
博士はその2体の失敗作を路地裏のゴミ箱に捨て、また次の実験に取り掛かりました。
翌日、路地裏に通りかかったアンドロイドと人間が仲良く暮らすことを夢見る、とある少年、ウケツ。彼の職業は街唯一の髪切り屋。ウケツは2体の捨てられたアンドロイドを抱え、鍛冶屋のダボに直して欲しいとお願いしにいくことに決めた。ー
↑タイトル
↑街、おバカランド
↑おバカ博士の実験室
↑始まりの路地裏
こうして生きがいをなくしていた僕に突如現れた【物語】という希望の光。その時、僕はこう思いました。
「この物語をどうにか後世に残したい、そして、いつか誰かの役に立てたらいいな」と
前置きが長くなりましたが、僕は今まで競争して1位を取ることで夢を叶えることに必死でした。しかし、それは自己満足、自己完結しているだけだということに気付きました。カッコつけてる感じになりますが、正直に言わせてください。
争う先に合った現実を目の当たりにし、僕の進む道はこの道ではない。社会の為、人の為に動き、未来への希望を見せる。そして、支えてくれるみんなと共にその景色を見る。
ここから僕の夢はより明確になり
世界一有名な美容師=みんなの夢を守る人
そういった存在を目指したいと思うようになりました。
そんな想いが沢山詰まった『物語』です。
ここからは日本の現状について少し掘り下げて僕の想いをお伝えしたいと思います。
少子化と叫ばれる今、悲しいことに日本は先進国の中で最も若者の自殺者が多い現状。そして、この状況はコロナでさらに悪化している。辛いことや目をふさぎたくなるようなことは沢山あるけれど、この現状に僕たちは絶対目を背けてはいけないと思います。
僕自身も20歳の時、生きていることに希望を感じられず、自分の手でこの世を去ろうとしました。だから、少しだけ気持ちはわかります。でも、これは自慢でもなんでもなく、絶対にやってはいけないことだと今は思います。
その苦しみがわかるからこそ僕に出来ることはあるのか?
その時、感じていたことは何か?
と今振り返ってみると
「生きていいと認めてくれる人がいること」「未来に明るい希望が少しでも持てること」
でした。
少なからずいる挑戦を笑ったり、不平不満、愚痴ばかりをいう大人の姿を子供たちは絶対に見てます。
忘れてはいけないのが、僕たちは歳をとれば必ずその子たちに甘え、生かしてもらう時期が来ます。
皆さんは
不平不満や愚痴を言う大人に育てられた子供達と楽しそうに生きてい