可能性を秘めた日本のアパレルブランドが世界で羽ばたくプラットフォームを創りたい!

可能性を秘めた日本のアパレルブランドが世界で羽ばたくプラットフォームを創りたい!
2022年1月、アパレルECサイト「NUNO Ai LANDs(ヌノアイランズ)」がOPENします。新規ブランドのみを取り扱い、各ブランドの”想い”や”こだわり”が詰まった世界観、メッセージにフォーカスしたサービスです。こちらの始動にあたり、制作応援クラウドファンディングを実施します。

や、外出用衣類の需要激減の影響は小さなものではなく、金融緩和により倒産こそ少ないものの、営業再開後も客の戻りはきわめて緩やかとなっています。生活者の購入方法としても「web / SNS」が主流となってきています。

この変遷は大きな転換で、実店舗を中々出せない新規ブランドにもチャンスがあったかのようにみえましたが、有名アパレルECサイトで掲載されるのは人気ブランドばかり。新規で立ち上げてもすぐにサービス終了の決断をやむなくされるブランドも多く、今まで以上に新しくブランドを立ち上げ、羽ばたかせていくことが困難になりました。これに伴いアパレルデザイナーの実戦経験の場も激減しています。

私の大学生時代(2015-2019)では、周りにアーティストやダンサーが多く、ストリートスタイルやポップなカジュアルスタイルなど、5名のアパレルブランドを立ち上げた友人がいました。どのブランドも友人のこだわりがつまった、まさに”その人らしさ”がみえるデザインで、「沢山の方に届いてほしい」とつい私自身もSNSで投稿してしまうほどに愛着をもって着用していました。それから1年が経過、サービスを継続しているブランドはいくつあると考えますか?正解は、たったの1ブランドでした。4名の友人は売上が振るわず、多くの方に知っていただくためのプロモーション活動を行う資金が不足し、継続を断念する形となりました。自分が何気なく着用するのではなく、感情的に着用できるブランドでしたので、この現状は悔しいなんてものではありませんでした。

まさに「アパレルの道を志す環境へ飛び込むハードルが刻刻と上昇していること」を痛感した瞬間でした。

【②プロジェクトの始動】

この現状を変えたいという漠然とした感情が行動に繋がり、

「勢いある新規ブランドが飛躍的にスポットを浴び、”感情的に楽しめるようなブランド”として生活者に届いていけるような場所を創りたい」

という想いに成長して、2021年2月にプロジェクトを始動。

前述の現状から解決したい課題として掲げていたのは

■新規ブランドが参入していける市場が不足している点

■新規のブランドは、資金が潤沢でないため、出店後のプロモーション施策としてできる手段が極端に少ない点

■上記からブランドとして服を制作していく上で考える、「売りたい商品」と「売れる商品」のバランスに偏りが生じてしまう点

■生活者が購入する服のことを理解する商品ページ構成ができているECサイトが少ない点

■ブランドメッセージにフォーカスしたブランドページ構成ができているECサイトが少ない点

の5つ。このため、いくら新規ブランドのPR手法として奇抜なものを思案しても中々活路を見出しづらい部分がありました。

この課題について私は、①新規ブランドがフォーカスされる市場の作成、②新規ブランドがプロモーションに資金をさけるだけの初期費用の削減、③ブランドの想いやこだわりにフォーカスしたアパレルECプラットフォームの作成、という3つの観点から解決法を探りました。

自身のこれまでのメディアでの経験(後半に記載)から、アパレル制作に携わる方との繋がりも多く、1ヵ月に100名以上の方と商談を実施。新しいECサイトで出店をしていただける方との契約を進めたり、ブランド出店希望者の出店コストの削減に大きくかかわる工場との直契約を実現したり、プロジェクトは大きく前進しました。

そうして、アパレルECサイトの制作という事業に、出店から販売に臨むまでの出店支援と出店後の認知拡大支援のサービスを盛