原木椎茸と通して、地元「岡山県津山市加茂町」に元気を

原木椎茸と通して、地元「岡山県津山市加茂町」に元気を
太陽光の下を活用した営農型発電設備を利用した「原木椎茸栽培」を通じて、地域の耕作放棄地を再利用し、活気ある地元を復活させたい!という想いで日々活動しています。少子高齢化をこれ以上悪化させないために、地域の資源を最大限生かせるよう原木椎茸栽培から発信していきます。

はじめまして、岡山県津山市を中心に活動している「有限会社森岡林業」です。

平成30年に、「アース不動産」から社名変更をし主に「林業」を中心に活動しており、岡山県北の山場山林の間伐等の伐採業務を行っています。

【地元の資源を次世代に】

を会社理念に、再生可能エネルギーの太陽光発電事業、不動産事業、農業の事業分野を拡大し現在、社長を含め、5人の従業員とアルバイトさんを含め日々元気に活動しています。

岡山市内での視察写真

その中で、令和元年度より営農型発電設備(ソーラーシェアリング)下を利用した「原木椎茸栽培」を事業化し、「林業×農業」の新しい形として新たな活動に力を入れています。

林業分野を最大限に生かし、自社で切り出した原木を使用し、鳥取の日本きのこセンター様よりご指導いただき、肉厚で風味の豊かな原木椎茸の栽培を本格的に事業化しました。
営農型発電設備(ソーラーシェアリング)

弊社が育てている原木椎茸は、「津山サンシャイン〜原木椎茸パネル下暮らし〜」と名前を付け地元の魅力をたくさん発信できるように、会社インスタグラムで、募集を募りたくさんの方からご意見をいただき素敵な名前とともに売り出しがスタートしました。

地元で育った原木から栄養を吸い取り、自然の雨を吸収して収穫できる原木椎茸は、津山市の名産品になるように、力を入れて発信していきたいと思っています。

弊社で育てた初年度の「津山サンシャイン〜原木椎茸パネル下暮らし〜」

私たちが活動拠点を置いている岡山県津山市加茂町について説明します。

岡山県津山市は鳥取県と隣接している県北に位置しており面積506.4 km²で人口が約10万人の地域です

その中の、津山市加茂町は、平成の大合併までは、岡山県下の町村の中で1番面積が広く、159.27k㎥あり、そのうち90%を山林が占めている地域でした。

現在は人口4000人の小さな町で、社会的にも問題となっている少子高齢化が進み、農地を守り続けていた高齢者が、農業を継続することが不可能になり、放置して荒れてしまった田畑に限らず、山林や空き家等が増えたり、次世代の若者たちが地元を離れてしまう過疎化が進行しており、次世代へのバトンタッチができていない状況になっています。

岡山県津山市の位置

津山市全体の人口は、平成27年の時点で、人口103,746人です。

弊社社長の生まれ育った津山市加茂町は、4,561人で津山市の20%を占めていますが、

平成15年は5529人、平成25年は4757人まで減少し、現在では4005人まで人口減少が進み歯止めが効かない現状です。

津山市加茂町の位置

自然の宝庫「津山市加茂町」の魅力を少しでも発信できるように、原木椎茸の栽培を通じて空気、水、土が綺麗な地元を少しでも元気にでき、人が動く場所にしていきたいと思っています!!

弊社が注目を置いている耕作放棄地の再生についてお話しします。

平成24年からスタートした再生可能エネルギーの普及に伴う「固定価格買取(FIT)制度」により、

弊社代表は平成25年より地域の「耕作放棄地」の活用を促すため太陽光発電設備の設置をスタート。

耕作放棄地

昨年まで農業を行っていた農地も、1年農業を休耕しただけで、私たちの背丈ほどの雑草が生い茂ってしまい、3年も放置された農地は、再生までに時間がかかってしまう「耕作放棄地」となってしまい、一度離れてしまった場所を再生する労力がなくなってしまう現状です。

耕作放棄地を活用し設置した太陽光発電設備(野立て)

耕作放棄