ほとんどありません。
捨てられたプラスチックごみが最終的に行き着くのが海です。
近年、このプラスチックが海に流れて細かく砕かれてしまい、そのマイクロプラスチックを魚や海鳥たちが間違えて食べてしまいます。
この海に流れこんだプラスチックごみが2050年には,海の魚の量を超えるだろうという予想もされているんです。
実はプラスチックの影響ってそれだけではないんです。プラスチック容器の中には環境ホルモンと呼ばれる物質が含まれているものがあります。
その環境ホルモンは手のひらの体温や光などでも食品や飲料の中に流れ出します。
この環境ホルモンは、生殖と不妊に問題が生じるなどと言われていて、その他知能の発達、行動、病気への抵抗性、自己免疫疾患、体重制御(肥満)等の影響が懸念されているんです。
プラスチック容器は私たちの生活に便利さであったり、食料受給率を高めてくれり、衛生面で不安要素を取り除いてくれている反面、知らない内に影響している部分もあるんです。
こういったように便利さや生産性、衛生面を追求していくことって農薬や食品添加物にしても便利だけど、身体への問題は?っということと少し似ていると思うんです。
必要である人にとってはもちろん悪いことだとは思いません。
ただ、少し心の片隅に『これって何かに置き換えれるかな?』っと留めとくだけで、環境と身体にやさしい選択肢が少しずつ増えていくと思うんです。
例えばマイボトルにしたらペットボトルの水を買わなくて済むなっとか、トマト好きだから無農薬でトマトを家のベランダで育ててみようとか、今まで買っていたお漬物を余り野菜で自分で漬けてみたり。
0か100ではなくて、1つ出来ることを見つけ、どういう所で減らせるかどういうやり方があるか、自分にあった選択肢を皆で考えていける時代なのかなっと感じています…♪*゚
なぜ店だけではなく、キッチンカーなのかという理由は二つあります。
私自身20代前半に、忙しい時ほどお惣菜を買って帰ったり、コンビニのお弁当を食べるという生活が続いていた時期を過ごしました。今思えば「美味しい」と思っての食事というより「満たす為」の食事でした。
その当時はお米すらまともに炊けず、まさか自分が料理の道に進むとは思ってもいませんでした。
そして買うと同時に出るプラスチックゴミに、何だかモッタイナイなぁ。っと心の片隅に感じながらも生活を送っていました。
しばらく経ち、勤めていた会社を退職し「一度今の環境から離れてやってみたかったことを全部やってみよう!」と山梨へ単身で渡りボランティアバイトとして、とある農園で働かせてもらいました。
そこで私の食に対する想いが
変わる出来事・・・
それが「The レタス×マヨネーズ」。
青空広がる真下でゴザを広げ、土だらけの手を田んぼの水路でパッパと洗って、朝に出荷出来なかった不揃いのレタスをムシャッとちぎってマヨネーズをかけて渡され、食べた瞬間渡してくれた一緒に働くおばあちゃんがクシャっと笑いながら
「こうやって食べんのが1番美味しいんよ」って言ってくれた笑顔と美味しさが忘れられませんでした。
そこから生産者さんの美味しいと消費者さんの美味しいをもっと楽しく繋げれる仕事がしたいと思ったことが食へのきっかけでした。
美味しいを伝える時に凄く大切だなっと思う点があります。それは「どこで、だれが、どういう想いで」作っているかを伝えることです。これって、自分がその場を体験したからこそ感じれる、最高の調味料なんです。
私はこのお店では味わえ