練乳を提供してきましたが、「食べる」練乳を商品化するのは、今回が初めてとなります。
このプロジェクトを通して、多くの方に蒜山高原の魅力をお届けしたいと思っています。返礼品の送付だけではなく、蒜山高原の牛さんたちの様子や練乳クッキー製造工程などを不定期でお伝えするとともに、コロナ禍収束後のイベントの案内などもさせていただきます。
私たちは、近い将来、皆さまを蒜山高原にお迎えする日を楽しみにしております。
これまでの活動
蒜山高原の直営店では、ソフトクリームやパンケーキに「かける」練乳、アイルミルクやコーヒーに入れて「のむ」練乳を提供してまいりました。どうせやるなら練乳のテッペンを!と考え、扱う素材、製法などトコトンこだわっております!
かける練乳かける練乳 パンケーキ
かける練乳 かき氷
のむ練乳 コーヒー
蒜山乳業5つのこだわり
1.ジャージー牛へのこだわり
国内の乳牛で0.8%と大変希少な乳牛種。ホルスタイン種に比べて、 高脂肪で濃厚で豊かなコクが特徴の乳牛。岡山県北部に位置する蒜山高原。西の軽井沢と言われ、夏には避暑地として多くの観光客が訪れます。この雄大な大地と、新鮮な空気で育まれるジャージ一乳。 蒜山でジャージ一乳の飼育は昭和29年ころから、この地域に根付いた地場産業であり、現在は24舎がジャージー牛の飼育をしています。
2.生産者へのこだわり
蒜山でも希少な指定牧場牛乳の生産舎であり、「乳質」「牛舎環境」共に約24舎中の2舎に選ばれた丸山氏。通常、平均寿命4年と言われている乳牛ですが、丸山氏の飼育する乳牛は最高齢12歳。丸山氏オリジナルの「ストレスフリー飼育法」は、乳牛が牛舎内でつながれずに、自由に動き回ることができ、乳牛にとってもやさしい飼育法です。牛が自ら、自由に動くことができるからとても穏やかに過ごすことができ、丸山氏の牛舎からは牛の鳴き声が全く聞こえないと言われています。
ジャージー牛生産 丸山さん
痒いところがあれば、自動ブラシがあったり、お乳がはると自動搾乳機に自分からとりに行けたり。餌も酸性、アルカリ性を調整するように、重曹を自分で食べたくなると摂取できます。また、バイオベッドと呼ばれる約20年近くかけて作ったカンナ屑の山が、牛たちの動きを安定させています。草食動物である牛は、高い場所を好む性質があるようで、牛舎内の山の上に好んで休んでいます。蒜山の寒い冬にも「天然の暖かさ」を発生するバイオベットの内側は、いわゆる、床暖房効果にもなり、およそ40度の温度を維持することができます。また、その高温の槃に納豆菌を撒布し、消臭効果を高めることで、牛にも、そこで働く人々にも良い環境作りになっています。もちろん餌にもこだわって丸山氏が近隣で育てた牧草を食べさせています。 そこまでこだわるのは、無駄なものを一切使わずに、体に優しい成分で安心して食べて欲しいから。 自然なものほど、自然の味わいがある、そのために無駄のない素材へと極めていきます。
3.鮮度へのこだわり
ジャージ一乳を新鮮なうちに練乳に加工するために、蒜山集落のおよそ中程に作業場を設け、絞って2日以内には練乳へと加工して行くので、とてもフレッシュ。 だから、風味も豊かで自然な甘みを出すことができます。
4.製法へのこだわり
一つ一つ愛情込めます。完全手作業で、じっくり、じっくり、手練りで優しく、その日の温度、環境を見ながら、火入れの加減や手ねりのスピードの加減を微妙に変えながら、練り上げます。 これが滑らかな舌触りと芳醇な香り、