はじめまして。わっかけ岩(株式会社マウニーテイル)の齊藤正人と申します。
まずはじめに、昨年のプロジェクト【新型コロナウイルスに負けない!北海道から「美味しい」を届けたい!】では、たくさんのご支援頂きまして本当にありがとうございました!
創業以来最大のピンチに、プロジェクトを通じて皆様から温かい応援をいただき、大変励みになりました。感謝感謝です!改めて御礼申し上げます。
北海道も未だ新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、ウィズコロナ、アフターコロナ時代を見据えて何とか踏ん張っております。
https://camp-fire.jp/projects/view/243761 ←前回のプロジェクトの詳細はこちら
はじめましての方も、ページをご覧いただきありがとうございます!私は北海道せたな町というとてもとても小さな町で、漁師をやりながら、海の家(わっかけ岩)の経営や冷凍PIZZA、コロッケ、洋菓子などの食品製造、せたな町の海産物の販売を行なっております。
北海道せたな町は日本海に面しているので漁業のイメージが強いのですが、漁業はもちろん、実は酪農と農業もとても盛んな町なのです。
▼プロジェクトのきっかけ
2021年1月にせたな町に衝撃が走りました。ある大手外食チェーン所有の牧場とアイスクリーム工場が新型コロナウイルスの煽りを受けて撤退してしまうというのです。この牧場は日本の中でもオーガニック畜産の先駆け的な存在で、とても希少な生乳を生み出していた牧場です。
その牧場が失われてしまうにはあまりにも勿体ない。。。何よりも雇用の場も失われてしまう。。。
小さな町では一大事なのです!どうにかならないのか!? その想いはみんな同じでした。
▼北海道チーズ第一世代の何気ない言葉に突き動かされる
そのとき、私の脳裏にある人物の言葉が突き刺さります!
「そろそろ他人のチーズじゃなく、自分のチーズを売ったら?」
10数年前、私はせたな町に古くからある小さなチーズ工房のチーズを仕入れて、全国の百貨店で販売してました。その工房のチーズ職人は北海道チーズの第一世代の方で、業界では有名人。その方が工房を閉められるときに、私に言われた言葉でした。
何度か工房に行って簡単なお手伝いはしてましたが、言われた当時はまったくチーズ作りに興味はありませんでした。(笑)
しかしあれから月日が経って、世の中がこのような大変な状況になり、なにか自分にできることはないかと考えていたとき、、【そうだ!自分のチーズを作ろう!】と思うようになったのです!
希少な生乳からチーズを作ろう!町の雇用を生み出して一緒に牧場を盛り上げていこう!
牧場は眼下に奥尻島を望む高台に
▼北海道チーズ第二世代の宮嶋さんへの感謝
そこからとにかく、どうしたら実現できるのかを考え突き進みます!工場や牧場主との交渉は順調に進み、イケるかも!ってなったとき、「あ、チーズの作り方。。よくわからない。。。」
ヨーロッパでの修行も考え調べましたが、コロナ禍で今は断念。
どうしたものかと模索しているとき、知り合いがくれたアドバイスで道が大きく開けます。
『宮嶋さんなら、相談にのってくれるんじゃないの?』
「宮嶋さん…? あっ! たしか数十年前、なにかの講演会に参加したとき、チーズ職人のハズなのに、一切チーズの話をしないで物理学の話ばかりしていた面白い人だ!」
私は名刺を探して出して、すぐにお電話を差し上げました!!
北海道チーズ第二世代を代表する共働学舎の宮嶋望さんに私の想い