身体も作られる」
長女のさまざまな症状の原因は私たち親の「食」だと気づいたんです。
それから、母乳の元となる自分たちの食事を変えていき、離乳食も「安心安全に食べられるものを」と原材料を見てから食材を買い、作るようになりました。
その結果、何ヶ月もの試行錯誤の末・・・本当にゆっくりですが、長女の肌は確実に良くなっていきました。
▲長女の1歳の頃の寝顔
おだやかにすやすやと眠る長女の顔を見て、
「よかった、本当によかった。そして・・・ありがとう」
安心とともに、深い感謝の気持ちが込み上げてきました。
なぜなら、食事を変えたことで、気付けば長女だけでなく親である私たちも不調知らずでとても健康な身体になっていたからです。
長女がいなかったら、食の大切さをこうして発信することも、のちの「昼飯屋」の開業もなかったと思います。彼女は私たちに「食べるものは大切だよ」と身をもって教えてくれました。
▲元気に育っていく娘たちは、私たちの宝物です
昼飯屋の原点である「食べるを通じて心と身体に笑顔を」という想いは、私たち家族のそんな実経験から生まれました。
日々の食事の中で「何を使うか?」より、まず一番の最初に始められることがあります。
それは、「何を使わないか」ということ。
私・しんちゃんは飲食店に長く関わっていて、沢山の食材や調味料を扱ってきました。
まだ何も知らないときは、当たり前のように使っていた多くの食材、調味料。
けれど知れば知るほど、「何を使ってはいけないのか?何を使うと良いのか?」「もっとより良いものを使いたい」と追求していくようになりました。
そして、「決して身体に良いといえない食材や調味料を、果たして自分の家族、子供たちに、自信を持って食べさせることができるだろうか?」という想いが生まれました。
それを考えたとき、目の前のお客様に「美味しい」と言われても、心のどこかで申し訳ない気持ちでいる自分がいました。
「本当に自信を持って、お客様に自分の料理を提供したい!!!」
そんな想いから、自分たちのお店を持つことを決意し、そこから「昼飯屋」開業にいたるまでの試行錯誤が始まりました。
私たちが伝えたいことは「食べたもので、身体は作られる」ということ。
そして「自分の健康は、自分で守れる」ということです。
「何を食べるか、食べないか」は自分や家族の健康を、壊すことにも守ることにもつながります。だからこそ、正しい情報をまずは知ってほしい。そして、健康を守れる「食」を選んでほしい。
「昼飯屋」を開業する前は、そのことを伝えるために、料理会・講演会を開催してきました。
▲講演会で語るしんちゃん
おいしいものを食べて「おいしい!」と笑顔になる。それだけでなく、身体にやさしいものを食べて「おいしい!」と身体が喜ぶ。
▲講演会で提供・元祖「昼飯屋スパイスカレー」
▲合羽橋道具街「飯田屋」さん講演会後
2019年、当時は当たり前だった、今となっては貴重になった「みんな」で食べる食事。
「楽しい話とおいしい料理で、みんな笑顔に」そんなお店を実現するために、開業に向けて邁進していきました。
2020年2月、たくさんのご縁をいただき、大田区の大森町に「昼飯屋」をオープンしました。
▲「昼飯屋」前で
「カレーを通して、食の大切さを伝えたい」
「子どもたちに自信をもって食べさせられる商品を提供したい」
何を使うか・使わないか。食材・調味料に気を使いながら、美味しさを追究してメニューを開発しました。
▲今では昼