サクッと計量完了!早く帰宅できるハカリで家族の団らん時間を増やしたい。

サクッと計量完了!早く帰宅できるハカリで家族の団らん時間を増やしたい。
組合せハカリ「テーブルコンビ」は、計量作業時間を半減できます。計量調整するための取替作業が無くなり、サクッと計量作業が片付きます。人件費の削減はもとより、早く帰宅できるようになり、家族と過ごせる時間が大幅に増えます。家族団らんが必要な「子育て世代の就農者」におすすめのハカリです。

▼はじめに

はじめまして、㈱オーケープランニング代表の波多江と申します。
 弊社では野菜の計量に特化したハカリ「テーブルコンビ」を製造販売しています。
この製品を開発したきっかけは、前職でハカリの販売をしていた15年ほど前の相談内容でした。
 「ニンジン農家の方が収穫時の夜なべ作業で疲弊されている」というご相談を受けました。ニンジンを1袋500gに袋詰めする作業が夜なべの原因になっているということでした。 これでは家族団らんどころではありません。子育てにも大きな影響が出ていました。
夜なべを解消するために、卓上型の組み合わせ計量機の導入をオススメしましたが、価格が(当時の価格250万円)大変高額なため導入できる代物ではありませんでした。
 その後、前職を退職し、職業訓練所で組み込みマイコン技術の勉強をする機会をいただきました。
そこで学んだ知識のおかげで組合せ計量機の試作機の開発に成功し、95万円という安価な製品を作ることができました。 

このテーブルコンビを使うことで、ニンジン農家の計量作業時間が半減し、夜なべ作業が改善されました。  

その後、組合せハカリ「テーブルコンビ」は、いろんな受賞や震災などの経歴を重ねてまいりました。

2015年 熊本市ものづくり大賞受賞
2016年 熊本大震災被災
2017年 全国展開開始(路線便で搬送できる軽量コンパクトタイプの完成)
    熊本県工業大賞受賞

現在、全国展開を開始して4年が経過し、2021年8月時点で日本全国に380台を供給しています。

▼組合せハカリ「テーブルコンビ」の効果

青果物の計量には台ハカリを利用するのが一般的です。
ニンジンの場合、ニンジンの合計重量が計量目標の範囲になるよう調整します。
ニンジンの合計重量が範囲外の場合、ニンジンの大小を取り替え合計重量を調整します。

この重量を調整する作業は2名で、540回/時です。
組合せハカリ「テーブルコンビ」を使うと1140回/時(2.1倍)になります。

テーブルコンビの使い方は次の通りです。

①計量皿にニンジンを乗せる。 
②最適重量の組合せを灯火でお知らせ。
③投下された箇所のニンジンを取り出す。

という流れになり、台ハカリの計量作業でやっていた「重量を合わせるための取り替え」作業が無くなります。
その取り換えにかかっていた時間が、そのまま計量時間を短縮してくれます。

▼このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、より高性能なテーブルコンビの開発と市販化を目指し、その資金を募集します。より高性能な計量機は生産者の出荷作業の軽減に大きく貢献できることができます。

早く帰宅し、家族団らんの時間を増やす。

子育てにも有意義です。

持続可能な営農の一助になる事を目指しています。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

手で取って手で取る方式(手動排出式)のテーブルコンビには弱点があります。

それはニンジンを取るときに個人差が出ることです。

光った箇所のニンジンを取る作業は「もぐらたたきゲーム」に似ています。

ゲーム同様、反応速度の個人差が計量作業の速さに直結してしまいます。

その差はニンジンの場合900~1200回/時とバラついています。

このもぐらたたきゲーム方式の「手動排出式」を、「自動排出方式」にすると、取り出す手間が省け、個人差の解消ができます。

元々の自動排出はピーマンの自動計量が有名ですが、他の青果物にはとんど普及していません。
その理由は従来の排出方法が「落下排出方式